「つくりすぎない家(Kさん邸」の刻み加工が始まったものの、なかなか加工の時間が取れなくて進行が足踏みでいましたが、檜の土台に続き5寸角の通し柱の刻みが終了しました。
今回通し柱は四隅と階段横に計5本です。
隅の通し柱は一角だけしか見えませんが、階段横の通し柱は見付きの柱となり、3方向からの太い床梁を支えますので、大黒柱のような柱となります。
刻みも次は太い梁・桁となりますが、まずはプレーナー掛けの力仕事ですね。
「プレーナー掛け」とは、製材しストック乾燥した木材のカンナ掛けなんですが、乾燥によってひび割れ・曲がりなどが出た木材を、真っ直ぐにそして材の四つ角を直角にカンナ掛けするわけです。
万能機というカンナ掛けの機械に十数回通さなければならないので、太物は結構な労力になります。