243月

不撓不屈!

 CHAMPION!  Congratulation SAMURAI JAPAN!

 こんばんは!バリバリだったiphoneの画面のフィルムを張り替えた4日後に、砂利の上に落としてまた割れが入ってしまい落ち込んでいる聖士です。

しかし落ち込んでいる間もないくらい熱いことが起きましたね。先日から大盛り上がりのWORLD BASEBALL CLASSIC 2023は侍ジャパンが14年ぶり3回目の優勝に輝き、最高の形で戦いを終えました。

準決勝のメキシコ戦でのサヨナラ勝ちが痺れました!


 

 スーパースター、大谷翔平!

 サヨナラ勝ちしたメキシコ戦での9回裏の日本の攻撃を、ニュースで何十回もやっているので皆さんが知っている場面ですが、自分の勝手すぎる上から目線の気持ちも入れながら振り返ります。

日本は 4-5 の1点ビハインドで迎えます。6回まで完璧に抑えられており完全にメキシコのペースで試合が進んでいたので、決勝には進めないかと私の中ではほぼ諦めていました。メキシコはあと3つアウトを取れば勝って決勝進出なので信頼のあるピッチャーを投入します。日本は「野球界のスーパースター・大谷翔平」が先頭バッターです。

『大谷、ホームランじゃなくていいから塁に出てくれ!』と思っていた初球、セカンドの頭を超し右中間へのツーベースヒットで出塁です。『初球から振りに行ってヒット打つか~。やっぱりスターは違うな。』と思いました。そして、二塁ベース上で日本ベンチに向かって「先頭出たぞ!絶対逆転するぞ!盛り上げてくぞ!」という表情と鼓舞する姿に惚れました(1惚れ目)。

続くバッターは打ってほしいところで打つ日本の四番バッター「吉田正尚」。

『三振と、ランナーが動けない浅いフライアウトはなしで頼みます!』。ホームランが出れば勝ちなので、調子がいい吉田選手は打ちたくて打ちたくて仕方がなかったと思いますが、いつも通り冷静でした。選球眼もいいのできっちりとフォアボールを選びノーアウト一、二塁です。「村上頼むぞ!」と画面越しに聞こえてきそうな吉田選手の指さしがかっこよすぎてガチ惚れしました(2惚れ目)。

一塁ランナーには代走で韋駄天「周東右京」。外野を抜ければホームインできる足の持ち主です。一塁ベース上で大谷選手に向かってニコッとしたあの表情がイケメン過ぎてこれまた惚れました(3惚れ目)。

しかし今大会すこぶる当たってない「村神様」が次のバッターで、このメキシコ戦もチャンスで3三振です。多くの人は期待はしていないでしょう。正直私も期待は持てませんでした。しかし『ここで打つのが村上!信じてるぞ!』と願いました。

初球のストレートを振ってファール、『あれ、これは打てるんじゃない。追い込まれる前が勝負かな。』と思い、運命の一球がおとずれます。三球目です。『うわ!抜けた!え、え、もしかして、、。うそ、勝った~!!』左中間へのサヨナラヒットです!!!

神様は最後の良いところを全て持っていくんですね。こんな大事な場面で打つ村神様はずる過ぎます(笑)。

「村上は打つと思ってたんだよな~」と言う日本国民もずるいです(笑)。私もそのうちのひとりではあるんですが(笑)。

本当にいい試合でした!劇的な勝ち方過ぎて、足先から頭まで電気が走ったかのようにめちゃくちゃ痺れました。サッカーのワールドカップで日本がドイツ・スペインに勝った時以来の興奮です。

 

 

 いい場面が多い試合だったのでもう少し語りたいですが、振り返りはこの辺にしておいて、自分の中で一番印象に残った言葉を紹介します。試合後の大谷選手のインタビューでの言葉です。9回裏の打席にはどのような思いで入りましたか?という質問に対して

「必ず塁に出ると決めていました!」と答えていました。

勝つためにそう思うのは当たり前でしょと思うかもしれませんが、

「どのような形でも塁に出なければ。相手よ、ミスしてくれませんか。」と少し弱気な気持ちになり、失敗を恐れて初球からバットを出すことはまずできないです。でも大谷選手は「決めていました!」という言葉からわかるように、相当強い気持ちを持っていたことが分かります。

 

 実は私も中学3年生の時に、最後の大会で同じような場面を経験したことがあります。日本代表のように国を背負って戦っていたわけではありませんが負ければ引退の大事な試合でした。最終回の裏の攻撃で点差は同点。先頭バッターは私で1点入ればサヨナラ勝ちで、点が入らなければ延長戦に突入です。この試合では最終回を含めて2回先頭バッターで回ってきました。一回目の先頭バッターでの打席はボール球に手を出して内野へのファールフライで役割を全く果たせていません。気持ちが空回りしていた私に、最終回の打席に入る前、スタンドで応援していた父が声をかけてきました。

「さっし、相手ピッチャーが一番嫌なのは粘られてフォアボールになることだぞ!」

ここで私は思いました。

「ボール球には絶対手をだしてはダメ。どんな形あろうと塁に出なきゃ!でも三振が怖いな。初球から振りたいけどヒット打てる自信がないよ。運良くフォアボールかデッドボールにならないかな。」

結果はフルカウントからライト前ヒットを打って、そのあと盗塁に成功して相手のミスが絡み、サヨナラのホームを踏んで勝つという、最終的にはそのような展開にはなりましたが、大谷選手とは比べ物にならないくらい消極的な気持ちであることが読み取れます。中学の野球部の横断幕には

「不撓不屈」

というスローガンが掲げられていました。しかしあの時の私は不撓不屈の一片たりとも当てはまらないくらいの気持ちが弱かったです。あの場面でめちゃくちゃ強気の大谷選手は凄いなと、自分の体験を思い出すと気持ちの強さがよりわかります。

 

 強い気持ちで試験に臨む!

 私がスポーツにおいてこれほどの強い気持ちを持ってやることは今後ないかもしれませんが、仕事や勉強においては今後何回も経験するでしょう。

大谷選手の「必ず〇〇することを決めていました。」というような決意表明は自分自身のやる気を後押ししてくれるので、なるべく私はやるようにしています。しかし、自信がないので自分の中で思っているだけで周りには発表することは避けていました。「言葉だけで行動は伴ってないじゃん」というのが怖かったんです。しかし、失敗を恐れずに強い気持ちをもつことで結果はすぐに出ないかもしれませんが、いつかは必ず付いてくると信じています。

 10月にある一級建築士の製図試験にはめちゃくちゃ強い気持ちで勝負に臨むつもりです。製図試験は今年で3回目の受験となります。去年から「絶対合格する!」と強い気持ちでやっていましたが去年は結果が付いてきませんでした。まだまだ頑張りが足りないことを実感しました。

「今年こそは必ず合格すると決めています。」

大谷選手のように相手ピッチャーとの戦いではありませんが、試験問題を正確に読み解く戦い、採点官への印象度の戦い、他の受験生との戦い、そして一番大きく立ちはだかるのは自分との戦いです。不撓不屈の精神で勝負できるよう鍛えていきます!

 

 

 ↑今日、中澤さんが施工したお花屋さんの「彩季舎」さんにお邪魔してきたのでおしゃれな雰囲気を少しおすそ分けします。

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。ではまたお会いしましょう!

倉渕町を堪能しようと思いつつ全く堪能できていない 松島聖士

 

修行については⇓こちら⇓に詳しく書いております。『中澤建設 松島聖士』

https://kigocoro.jp/index.php/blog/item/nk5zwk2

 

中澤建設㈱ ホームページ


  

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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