こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
今回は漆喰塗りについてです。
黒光りした柱や梁に白い塗り壁
それは伝統的な日本の民家であって
わたしたちの心を和ませてくれます。
その白い塗り壁といえば「漆喰」であり
漆喰は、消石灰を原料にした塗り壁です。
消石灰を原料にした漆喰のことを「本漆喰」と呼びますが、
昔の漆喰壁の下地は土壁でした。
漆喰壁は「調質性が高い」と思われていますが、
実はこの下地の土壁が大きな役割を果たしていました。
そして漆喰というと、時の経過と共にポロポロ剥がれ
この下地の土壁が現れるイメージが強いかと思います。
そんな昔ながらの本漆喰は今でも使われていますが、
施工が難しく高価でもあります。
そこでアトピッコハウスの「漆喰美人」ですが、
この材料は施工しやすく加工された「漆喰調」の塗り壁です。
カラーバリエーションは、43色で、
一般的な漆喰の2倍程度は調湿します。
本物の漆喰壁のようにフラットにも仕上げられるし、
パターンをつけた仕上げにすることも可能です。
価格面では、「漆喰美人」は「珪藻土はいから小町」より
施工工程が多いために「漆喰美人」の方が高いです。
調質性や仕上げ、カラーバリエーションなど、
塗り壁に何を求めるかで、漆喰壁、珪藻土塗り壁
或はパーフェクトウォールと選択肢があります。
勿論、予算的な面も大きく、
ご予算に余裕があれば漆喰美人は是非使ってみたいですね。