098月

左官セルフ

先月行いましたトイレのリフォーム現場ですが、お施主さんがセルフで左官壁を行いたいということで、究極の珪藻土「はいから小町」を用意いたしました。

塗り壁下地床は檜の縁甲板、腰壁はサワラの羽目板、天井は杉の羽目板で、腰壁上をセルフで塗り壁です。

塗り壁の下地処理ですが、まずはプラスターボードの継ぎ目、ビス穴をパテ埋めします。

パテが乾きましたらボード全体に、専用のシーラーをコットンローラー(隅は刷毛)でムラなく塗ります。
このシーラー処理をしっかり行わないと、後で色むらなどの原因になります。そしてシーラーを一日乾かします。
はいから小町
究極の珪藻土「はいから小町」はカラーバリエーションも増え、今回使用した色は「くちなし」でした。

セルフで行ったお施主さんは、塗りゴテから材料の攪拌機まで揃えていて、まったくの素人ではありませんでした。

仕上げは「コテあと」をランダムに残す仕上げで、センスの良い仕上がりとなり、本職の左官屋さんにも負けないほどの仕上がりとなりました。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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