056月

時代はスマートハウス・・・その前に!

最近やたらとFAXやDMにてスマートハウスの売り込みが入ってきてますが、一方で大手家電メーカーや量販店がスマートハウス市場に参入し、大手ハウスメーカーに至ってはスマートハウスの提案が花盛りとなっています。

スマートハウスが必要とされたその基はといえば「省エネ・創エネ・畜エネの必要性」からです。
ちなみに、「省エネ」「創エネ」「畜エネ」とこの3つのシステムをつないで賢いエネルギー使用をコントロール「制エネ」するのがHEMS(ホーム・エネルギー・メネジメント・システム)だそうです。

そして「太陽光発電」「蓄電池」「HEMS」
これがスマートハウスの三種の神器らしい。

住宅の家電化にますます拍車がかかりそうなこのスマートハウスですが、忘れてならないのが「省エネ」の部分の「建物の断熱性・気密性を高め、住宅の箱の部分の性能を向上させる」ことです。

貧弱な構造材とすかすかの断熱材で建物をつくり、耐久性耐震性に不安があって熱の出入りの大きい住宅でスマート化を目指しても、名目だけのスマートハウスになってしまいます。

良い家を建てるために、まずお金を掛けるべき所は、
「後から交換したり、付け加えたりすることが簡単にできないところ」であり、
具体的には「基礎」「構造材」「窓、壁、屋根などの断熱性」です。

構造材は地場の良質な木材で、骨太の架構と堅牢なつくり。

断熱性能においては「次世代省エネ基準」は最低基準として、それより更にレベルアップを目指すべきです。
断熱性能を高めるメリットは、光熱費を抑えることは勿論のこと、健康にも大きなメリットがあります。

ちなみに近々着工となる「多々良の家」の熱損失係数(Q値)は「1.8(W/m2K)」です。
(参考:次世代省エネ基準=2.7W/m2K以下)

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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