松島匠建代表 松島克幸です。
梅雨時期以上にじめじめと長雨の続いていたこの秋も、ようやく季節の変わり目を迎え、気持ちの良い青空が広がる天気が続くようになりました。
高崎菅谷にて進行していた新築のお住まいも完成を迎え、引渡となりました。
次の投稿では完成のお写真を載せたいと考えています。
私どもの新築のお住まいではスタンダードとなっている、27mm厚の国産無垢材の床板ですが、1階は桧の床板、そして2階は杉赤身の床板が標準仕様となっています。
今回は、その無垢の床板について、一般の自然素材業者では語らないお話をいたします。
まずは、桧の床板です。
床板の厚みは27mmと一般の床板の2倍の厚みがあります。
無垢の床板は人の健康に良いといわれますが、厚みが2倍になれば効果も2倍と考えて下さい。
↑ 27mm厚のリビングの桧床板です。
桧は木材を象徴するような木の良い香りがして、玄関に入った瞬間に「木の香りがして気持ち良い!」と誰もがその気持ち良さを感じます。
その他桧床板の特徴としては、杉材より硬くキズがつき難いこと、そして水に強いことです。
↑ 2階寝室には27mm厚の杉赤身床板張り。
桧材ともう一つ、日本を代表する木材である「杉材」です。
杉材は芯材(赤身材)と辺材(白太)の区別がはっきりとしている材で、主に以下の特徴に分けることができます。
① 色あい 辺材=白色 芯材=赤色・茶色(ピンク色)
② 収縮 白=収縮大きい 赤=辺材より少ない
③耐水・耐久性 白=弱い 赤=強い
④ 他に 白=節が少なく年輪密 赤=人に良い影響を与える
木材の板目として、白太と赤身が半々の木材を「源平」と言い、見た目にもとても奇麗な板材です。
ここまでは、無垢の床板を使っている業者であれば、当たり前のようなお話しですが、ここから先はなかなか聞けないお話しです。
木材が人に与える作用・効果として、
桧材は「覚醒作用・効果」があり、桧の床板の中では気分が高ぶり集中力が増して、勉強・仕事・お料理などの効率が上がります。
そして、杉の赤身材では「鎮静作用・効果」があり、気持ちがとっても落ち着き、最高の癒しの効果となります。
また、杉の赤身材には「黒芯」と言って、芯材が赤ではなく黒い色の材があります。
この黒芯材は、水分が多くて乾燥がし難いために今では嫌われている材ですが、本来は「腐らず、カビず、虫がつかず、人にとっても最高の木材」なのです。
実際には「黒芯材」ばかりを集めることはなかなか困難であり、私どもでは「赤身材」の厚い床板で最高の住空間を提供しています。
↑ 2階寝室には杉赤身床板
この杉の赤身の床板と、今の普通の合板フォローリング材に素足で乗ると、温かみの感触の違いははっきりと分かりますが、両方の床板で前屈すると、10人中9人は杉の赤身床板では前屈幅が大きく体が柔軟になります。
それがなにより、杉の赤身床板が人に良い影響を与える何よりもの証明でもあります。
そんな無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!