こんばんは!先週の土曜日、小学4年生ぶりに田植えをした聖士です。僕が通っていた小学校は3,4年時に全員で田植えから稲刈りまでやります。裸足で田んぼに入って皆一緒に手で植えていきました。
今回は中澤家の手伝いで、機械を使っての田植えは初挑戦でした。田んぼの中を歩くのがとてもしんどかったですが、二つ分を完成させることができ稲の成長過程と稲刈りも楽しみです!
↑ 小学生から田植えをやっている康之プロは田んぼも似合いますね笑
22(月)から24(水)の3日間、倉渕中学校の生徒2名が中澤建設へ職業体験(やるベンチャー)にやってきました。
木に触れたり、木でプレートを作ったり、現場に行って施工したり見学したりと普段できないことをたくさんやったので2人の生徒にとっては絶対に忘れられない良い思い出になったと思います。
僕も中学生の頃に職業体験があり、車の販売店である日産へ3日間行きました。体験に行く前に、どんな職業があるか調べたり、パソコンで自分に合っている職業を診断してもらうサイトを使ったりしました(診断をして一番合っている職業は「介護士」と出たような気がします。)が、めちゃくちゃ行きたいという職業を見つけられなかったので、親戚が働いているトヨタの販売店を希望しました。
先生たちは知らない環境に一人で行かせるという条件を決めていたらしく、僕の親戚がそこのトヨタに勤めていることを知っていたのでそこは通らず、日産になったんです。
車を整備しているところを見たり、営業の人と一緒に以前購入した方の家へ行き不具合などがないか聞いて回ったりしました。車を見ることは好きでしたがエンジンなどの部品にはあまり興味がなく、整備しているところを見学させてもらいましたが実際に自分が体験できることはなく見ているだけだったので、面白くありませんでした。
行って良かったと思えたこともあります。事務のお姉さんが〇〇〇でした!(〇〇〇はご想像にお任せします笑)隠さずに書いてしまうと「おまえさぁ~、、」となりそうなので(笑)。
電気自動車である『LEAF』が出たくらいの時期だったので最新の先進技術が詰まった車に試乗できたこともいい思い出です。
先週くらいに中澤さんから2日目に製図の体験をしてもらっても面白いと思うから、先生になってほしいと頼まれました。まさか修行中の自分にこんな重要な役割が回ってくるとは思っていませんでしたので「え、うそでしょ。おれがやるの?」とおもわずそんな顔をしてしまいました。
・どんなことを作図すると楽しいのか?
・飽きないようにするにはどうするか?
・中学生でもできそうなことは何なのか?
・作図+どんなことをしたら建築をやっている感が出るのか?
実際に手と頭を使ってやらないとつまらない時間になるという自分の経験を活かしいろいろと考え、悩みました。自分だけではいい企画を思いつかなかったので中澤さんと相談し、薪ストーブの部屋を2人で実測してもらい、その結果を基に図面を描いてみようということになりそれを体験してもらいました。
男の子2人での実測だったので絶対楽しくなかったですよね。男の子と女の子でやればイチャイチャしながらできて楽しかっただろうからかわいそうです(笑)。勝手な妄想失礼しました(笑)。
部屋の実測から作図までは僕が隣で教えたり、事前に作図しておいた見本を見てもらいながらやったので午前中の約3時間で完成しました。出来高はどうであれ僕の企画をやり切ってくれたことに感謝です。もっと楽しく出来たら良かったなという部分が反省点です。
午後はパースなどを描こうかなと思っておりましたが盛り上がりそうになかったので、中澤さんがゲーム形式でやる製図(線の引き方)を提案してくださいました。
最初は線をだんだん濃く書いていくゲームです。1回戦目は制限時間を設けて丁寧に正確に横線を引いていく勝負です。一本一本薄く丁寧に引いていき制限時間ギリギリでマックスの濃さを描く子と、残り時間がまだまだあるのに7本目くらいでめちゃくちゃ濃く描く子の勝負でした。マックスの濃さで描いた後どうするのかと見ていたら線をなぞりだしたので「ずるっ!」と皆で言いました(笑)。最初に線は一回だけしか引かないようにという説明はしなかったので濃く描く方法はこんな方法もあるのかと、それぞれ個性が出て午前中には見られなかった盛り上がりとなりました。勝負にしましたが勝ち負けは関係ありません。
2回戦目はスピード重視だけど正確かつ均等な太さで縦線を引いていく勝負です。できるだけ速く描いてみてと言ったので定規を使ってはいるけど真っ直ぐに引くのは難しいかなと思いましたが、二人とも上手に描けていました。
最終戦はフリーハンドで1cmから10cmを感覚だけを頼りに引いてみることにしました。いつも定規などで見ている馴染み深い数値ですがやってみるとかなり難しいです。中学生たちがやったあと、僕と中澤さんもやってみました。「これ長く感じるけどみじけぇよな~」なんて言いながら皆で盛り上がりながらできました。
↑中学生に負けじと必死です。
皆さん是非これやってみてください!思った以上に難しいですよ。
職場体験を通じて感じたことはどんなことをやるのか内容も大切ですが、それ以上にどうやって楽しんでもらうかを考えること・楽しんでもらえるような環境を作ることが重要なことです。
眠そうで作業に集中できておらず、楽しくなさそうに作業をしている時間帯もありましたが、中澤さんが来て話し始めた途端二人とも笑顔になり雰囲気も明るくなったんです。
愛弓さんも仕事やオンラインでの勉強会の合間に見に来て二人と楽しそうに話していて、楽しい時間にあっという間に変えてしまうんです。この感じは作ろうとして作れるものでもないような気がします。自然に明るい雰囲気に変えることができる中澤夫婦、凄すぎます。実はお二人のやり方をこっそり盗んではいるのですがまだまだ全然及びません。
中澤さんに顔だけでなく、人との接し方も近づけるよう学んでいきたいです。
今回中学生にとっていい思い出となり楽しかった記憶としてずっと残ることは間違いないと思いますし、僕も楽しかったし教えることでアウトプットできるいい機会となりました。しかし、楽しませるための企画力が全然ダメで自分の力不足も実感し、悔しい気持ちにもなりました。様々の気持ちを持てたことで中澤建設での修業の中で忘れられない思い出の一つにもなりました。
↑3日目のお昼ごはん『タコライス』。中学生二人による盛り付け。庭で皆で食べました。
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松島聖士