松島匠建代表 松島克幸です。
立春過ぎに寒波が来ましたが、寒さは長続きはしないで暖かな冬が過ぎています!
例年この時期、袈裟丸の麓の山では20㎝以上の雪に覆われているものですが、無降雪の山となっています。
袈裟丸山の麓、樹齢三十数年生の杉林の切り捨て間伐の山です。
省エネルギー住宅にすることは、下図のように冷暖房や給湯などの光熱費を抑えて経済的な暮らしができることは勿論、少ないエネルギーで快適・健康、そして長持ちする住まいとなることです。
省エネ住宅関連の言葉として最近「ZEH」や「BELS」などというアルファベットを良く目にするかと思いますが、これらの意味や違いについて簡単に解説いたします。
同じ省エネ住宅に関する言葉ですが、まずこの二つの大きな違いは、
①住宅を評価する制度として、
BELS(ベルス)やCASBEE(キャスビー)、
そして
②特定の基準をクリアした住宅、またはその基準として、
ZEH(ゼッチ)基準やHEAT20G1グレード・平成25年省エネ基準
の違いがあります。
BELSを簡単に言えば建物(躯体)の「断熱性能」そして建物(生活における)の「一次エネルギー消費量」をもとに、住宅の省エネ性能を評価する制度です。
BELSのメリットは、「家の燃費がわかる」ということで、
①☆の数が多いほど省エネであり、
②エネルギー消費量:削減率と消費量がわかり、
③外皮基準であるUA値とηAC値がわかる
という事です。
地域型住宅グリーン化事業の「ゼロエネルギー住宅」の補助金申請では、このBELSの取得が必須となり、一次エネルギー消費量の削減率が20%以上であることです。
↑ 吉井の家で取得したBELS認定です。
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネットゼロエネルギーハウス)の略称で、「建物の外皮(屋根、壁、開口部など)の断熱性能を向上させるとともに、高効率な設備システム(給湯器や冷暖房機器、照明など)の導入により、大幅な省エネルギーを実現した住宅です。
そしてその上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」であり、省エネ住宅の基準の一つです。
ZEHの基準値をクリアーすることで、経済産業省のZEH補助金(70万円~)、国交省の地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅補助金(125万円~)を利用獲得することができます。
その基準値として、
① 断熱性能ではUA値(外皮平均熱貫流率)≦0.6[W/㎡k](群馬県南部の5地域)
② 基準一次エネルギー消費量を20%以上削減(H25基準より20%以上)
③ 再生可能エネルギー導入(例:太陽光発電)
④ ①~③により基準一次エネルギー消費量から100%削減
が必要な要件です。
太陽光発電の搭載は別として、断熱性能を高めて高効率の省エネ設備を設置することで、快適で健康で燃費の少ない住まいとなりますので、最低でもZEH基準クリアーの住まいとすることは、当然と考えて家づくりをしていかねばなりませんね。
吉井の家は勿論ZEH基準を大幅に上回る住まいであって、快適な冬が過ごせていると喜ばれています。
最後に省エネ住宅のメリットとデメリットについてお話ししますが、ここでは私どもが省エネ住宅で実際の暮らしの中での感じたことを掲げます。
まず、省エネ住宅のデメリットとしては、ただ一つ、
断熱などの工事費が嵩むので初期費用が上がる と言う事です。
逆にメリットは以下に、いくつもあります。
① 冷暖房の効きが早い。
② 夏期のエアコンは弱風運転でも十分に冷える。
③ 冷暖房のスイッチを止めても、冷暖が長続きする。
④ 冷暖房中でも部屋間の温度差が少ない。
⑤ 快適であって、健康にも良い。
⑥ 光熱費が掛からない。
であることを実感しています。
例年より暖かな冬を迎えていはいますが、朝の寝起きには、これまで「寒くて布団から出るのがイヤ!」という朝は一度もありません。私どもの体感ハウスは年間通して快適です!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!