この秋、桐生市川内町に着工予定の「Sさんご一家」のお住まい。
大黒柱に枝付きの丸太柱を使いたいと、その木を選木して伐採に立ち会いました。
2日土曜日の午後に、設計士の大内さんと共にSさんご親子5人が、沢入までお越しになりました。
そして早速山に入り、大黒柱にするお気に入りの木をみんなで選木。
その大黒柱は、枝付きのままで使いたいとの事ですが、林の中の木は通常皆、下枝が落ちてしまっていますので、お気に入りの木が見つけ出せるかどうかでした。
また、枝を残すして使うとなると、枝の脆い杉より、枝がしっかりしている檜が良いので、適当な枝付きの檜を何本か見て頂き、選木して頂きました。
数本の檜をご覧になり、結局最初に見て頂いた、樹齢67年前後の、四方にしっかり枝の張った檜をお選びになりました。
「しっかりと家を支え、家族を守って下さい」と、家族みんなで木にお願いし、その後の伐倒を見学していかれました。
こうして木に思いを込めて頂けると、私どもは勿論ですが、木も大いに喜んでいる事と思います。