161月

室内に置ける体感温度

こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。

冬季シーズン最強の寒波もピークを越えましたが、西高東低の強い冬型の
気圧配置が長引き、日本海側では記録的な大雪となっています。

そして我が家付近、今朝の最低気温は-5℃と、この冬一番の冷え込みです。

DSCN6095.jpg
キッチンに置いてある湿温度計(16日PM6:00時点)です。(最適最高表示はここ2週間分)

湿度表示の方が大きいのと、湿度と温度の最低と最高の値が表示されている
のが、特徴の計測器です。

天気予報では湿度についてあまり触れないので、湿度への関心が
薄れがちですが、湿度は温度と一緒に考えなければならない、と思っています。


 「室温と体感温度の違い」

同じ気温でも風の強さや湿度の違いによって、寒い暑いの体感は変わります。

そして、その他に体感を左右する要因には、次のことがあります。

無風状態で、
体感温度=(室温+周囲の壁面温度)/2

例えば、真冬に断熱性の低い家で「室温が22℃で壁の温度が10℃」の場合
 (22+10)/2=体感温度16℃

同じく真冬に高断熱の家で「室温20℃で壁の温度が18℃」の場合
 (20+18)/2=体感温度19℃

と、高断熱の家では、室温が低くとも体感温度は高いのです。

高気密・高断熱であれば、その上、暖房の熱が外に逃げないので、
エネルギー消費(光熱費)も少なく済み、快適で暮らせるわけです。

そして更に必要なことは、無垢の木や珪藻土など調湿する素材で、
自然に湿度をコントロールしてくれることです。


どうぞ当体感ハウスで、その快適性をご体感ください。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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