松島匠建代表 松島克幸です。
日の暮れが最も早い時期で、夜が長く一日が長く感じる毎日です。
週明けからは寒さが一段と増す模様で、いよいよ本格的な暖房の季節となりました。
森林の多いみどり市では、林業の活性化と森林資源の有効利用に市長が力を入れ、森林資源を燃料とするペレットストーブの導入に10万円の補助金が出ます。
そんなペレットストーブの普及を含めてみどり市では、みどり市の大間々庁舎にペレットストーブが設置となり、市民の関心が高まることを願っています。
↑ みどり市よりご用命を頂き、大間々庁舎のロビーに設置したアペレットストーブです。
小屋裏の断熱工法には大きく分けて「屋根断熱」と「天井断熱」とがあります。
更に細かく分類すると、屋根断熱には「屋根外張り断熱」と「屋根充填断熱」とがあり、天井断熱には「桁上断熱」と「桁下断熱」そして最も一般的な「天井直上断熱」とがあります。
各断熱工法にはそれぞれメリット・デメリットがあり、屋根の勾配、そして切妻屋根や方形、寄棟屋根など屋根の形によっても工法選択の良し悪しがあります。
切妻屋根、そして勾配天井が殆どの私どもでは、屋根の外張り断熱+屋根の充填断熱を採用していて、この屋根の外張り断熱工法の実績は15年以上となります。
屋根外張り断熱は屋根の下地施工時に行うもので、建て方の終わった翌日から屋根の下地と共に外張り断熱の施工となっています。
外での作業のため、雨が一番の大敵ではありますが、この時期は北西の風も軽い断熱材を取り扱うのに厄介者となります。
しかし屋根上の作業が終わるまでは好天が続き、順調に作業終了となりました。
↑ 垂木の上にまずは1段目の野地板張りからです。
屋根の外張り断熱材はアキレスキューワンボード45mmで、この断熱材の特徴は断熱性能が高いのは勿論の事、断熱材の外側両面に遮熱層が施してあります。
アルミの遮熱層は輻射熱を遮る効果があって、遮熱層の外側に通気層があることで、より効果が発揮され、高温となる夏の屋根ではこのアキレスキューワンボードによる屋根外張り断熱が、性能値以上の効力を発揮し、夏を涼しくする大役を担っています。
キューワンオボードの上に25ミリ厚の通気胴縁を流し、通気層を設置します。
外壁の通気工法は一般的に行われ、外壁内部の耐久性を高める役目もある訳ですが、屋根に関しては野地板にルーフィングで屋根仕上げと、壁以上に過酷な条件下にあるにも関わらず、耐久性が考慮されていません。
今後の建築では耐久性をも考慮した、この屋根の通気層の必要性、その声が増してくるようです。
通気層を設けても通気の入口と出口がなければ空気の流れが生まれないので、通気層ではなく空気層となります。
通気層は温まった空気、或いは冷たい空気を溜め込まないための通気と共に、湿り空気で内部結露を発生させないための通気もあります。
下の画像は軒先の通気入口で、ステンレス製のメッシュを張り、防虫ネットとしています。
この防虫ネットがなければ、屋根の空間が蜂を始めとする昆虫やコウモリが侵入し、それらの巣となってしまいます。
通気の出口は屋根の仕上げ葺き時に「棟換気」を取りつけます。
現在進行中の太田の家では今、構造の見学を随時受け付けています。
ご希望の方は お問い合わせフォーム よりご連絡下さい。
週明けから寒さが増すようですが、冬の暖房も少ないエネルギーで快適に過ごせる松島匠建の住まいです。
家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
家づくりで後悔しないよう、上辺や見た目の部分だけで判断しないよう、しっかりと勉強してください。住まいは簡単に買い換えることができませんからね。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!