予算と工期は余裕を持って！

家を建てるにあたり、出来うる限り予算と工期には余裕を持って計画した方が良いですね。
「無理なローコストやコストダウンは、仕入先や下請けを泣かせるために、粗悪な材料や手抜き工事の元につながります。」と、他のブログでも綴った事ありました。

勿論、私は材料を落すことや手抜きはいたしません。ので、自分が泣いてしまう方です＾＾；。
しかし今や一般住宅だけではなく、公共工事も予算が厳しく「こんな予算で良い仕事ができるのか？」といった状況のようです。

お隣の足尾町では、現在小学校の新築工事を行っていて、地元の建材店が絞るに絞って建材の見積りを出したところ、まだまだ安価の見積もりが上がってきて、常識では原価割れの価格のようですが、一体どうなっているのでしょうか。

食料の分野では、コストを下げようとして偽造牛肉を作り上げ世間を騙した、北海道のミートホープ社は今話題となっているところです。

住宅業界でも価格競争が激化して、これに近いような事は結構あるようですが、「耐震偽造問題」などはそのひとつですが、その事件の反省を受けて、今月２０日に建築基準法が法改正され施行されました。
これで確認申請の書類審査が厳しくなったようですが、これもまったくの骨抜き法改正のようで、国土交通省のお役人は、根本的なアクションができないようですね。