306月

時間の使い方!

  BBQタイム!

 こんばんは!先週の日曜日の夕方に中澤家でBBQと花火をしたことで体調も回復してきた聖士です。

 脂の乗った美味しいお肉と新鮮な野菜と酔いの回るハイボールでお腹が満たされ最高の時間を過ごせました。暗くなってから少しだけ花火をして最後に線香花火で誰が一番長く続くか勝負をしましたが、僕の種はすぐに落ちてしまいました。久しぶりに線香花火をしてみたら、線香花火の火花が凄く美しいことに気が付くことがでました。

 何気ない時間が何とも言えない良い瞬間だと感じるのでこれからも大切にしていきたいです。次の日の午前中、脂にやられて胃がムカムカして気持ち悪かったですが、そんなことはどーでもいいことですね笑

↑タイラ君と花火


 

 時間の使い方!

 安中市の現場ではリフォーム工事が進んでいて、水曜日からは高崎市で店舗の改修工事が始まりました。

 

 限られた時間の中で時間をうまく使わなくてはできることが少なくなってしまいます。先日、全然時間をうまく使えてないなと感じた出来事がありました。

 安中のリフォーム工事の現場では大工の原田さんが作業をしています。僕は午前中に他の現場で作業をして午後から安中に行って原田さんの床板張りを手伝いする日がありました。既存のフローリングの上に増し張りをしており、LDK以外の部屋や建具枠の位置などはいじらない予定ですので、その周辺の床板を張るときは加工をしなければいけません。その場所に板を持ってきて、測って、墨を出して、加工して、ピッタリ合うか確認するために一度入れてみて、合わなければ外して調整する。お施主様が住みながらの工事で、室内で木屑を撒き散らし埃まみれにするわけにはいかないので材料は屋外で加工します。

↑このような箇所の加工。

 一枚の床板を張るだけでやることが多く、しかも繊細な作業で、移動距離も新築工事に比べると長いので作業の進むスピードは一気にペースダウンします。僕の役割はボンドを付けて板をはめてタッカーで留めていくというものでした。しかし、原田さんの加工作業が多くなると僕に暇な時間が出てきます。加工待ちの時間です。その時間に僕が何をしていたかというと、その場でボーっとしていました。

 終業時間になると片付けをして車で倉渕へ「あー、今日も終わったー。暑かったー。」と思いながら運転し、しばらくして突然こんなことを思いました。「俺は今日現場でなんの作業した???」

 

 振り返ってみるとなにもしていないんです。床板も数枚しか張れず進歩がなかったので余計そのように感じました。考えれば考えるほどこんな自分が嫌になり自分自身に対してイライラしてきました。

 キッチンを解体するからできるところだけでもやっておけたし、根太や断熱材の準備、床板の長さを測ってメモしておくこともでき、後から考えるとやれることはたくさんありました。しかし、今までの自分ならおそらくこんなことは思いません。現場でボーっとしてる時間が多くても「今日も一日切り抜けられた。」くらいしか思わなかったんです。最初は皆こんなもんだから仕方がないよね、と甘んじてました。

 

 これではいけないと思い、こんな自分からの脱却が中澤建設での修業のテーマでもあります。なぜなにもできなかった自分が嫌になったかといいますと、三年目になったにも関わらずできることがほとんどないと思ったことと、試験勉強をしなければいけないのに仕事の効率が悪いことが原因で家に帰っても仕事をする必要があり、時間を有効に使わなければいけないなと考えていたからです。

↑現場での休憩時間も大切な時間です。

 

 一日24時間という時間は神様が皆平等に与えていて、その中で全員が仕事も試験勉強も他にも色々なことをやっています。「勉強時間が確保できなくて合格できなかった」は最低の言い訳だと思います。時間を確保できるか否かは日常の計画化と効率化と強い意志が必要不可欠です。

 

 

 メリハリをつける!

 7月の中盤から一級建築士の製図試験対策の講義がスタートします。基本的に週一回の講義があり自宅でやっておくべき課題も与えられます。

 今までの1日一時間の勉強時間では圧倒的に足りなくなります。よって、より時間の使い方が大切になってくるんです。日中の仕事をする時間と帰ってきてからの勉強の時間のメリハリをつけなければいけません。

 やるべき仕事が終わったら帰って勉強する。このような感じで考えていると全てがだらけて身が入らなそうなので、できるできないは別として次のように考えております。

 

  仕事の時間は今まで以上に仕事のことに集中する。極力試験のことは考えない。そしてやるべき仕事を完璧に終わらせてから自分の部屋で試験勉強だけに集中する。長い移動時間も有効に利用する。1日1日を無駄にしないために夜はしっかりと睡眠をとる。

 

 中澤建設での修業と絶対合格しなければいけない試験のための勉強時間を無駄にしないために、まずは意志を持とうと思いました。この意識は今の期間が終わった後にも必ず活きてくると思います。

  少し前にテレビで長野県松本市にある少年刑務所内の中学校について取り上げている特集があり、たまたま見ていました。少年刑務所は僕が通っていた信州大学の松本キャンパスのすぐ近くにあり「あー、ここ知ってる!」という感じで見入ってしまいました。

 その番組の内容は、松本市内にある中学校の分校がその少年刑務所内にあり、そこに通っている生徒の勉強風景と本校と共同でやる卒業式についてです。分校に通っている生徒は全国のどこかの刑務所に服役している30代~50代の自分の意志で入学してきた受刑者数名です。その生徒たちは一年間の学業期間を終え、本校に行って卒業式をやります。そして最後に一人の生徒が本校の中学校3年生の生徒たちに向けてこのようなメッセージを伝えておりました。

 「皆さんは人生を無駄にしないように生きてください。時間は戻りません。」

受刑者たちは一瞬、または一回の過ちで一般社会から切り離され更生という時間を与えられ、いわゆる無駄な時間を過ごしています。このメッセージの受け取り方は人それぞれ異なりますが、この受刑者が伝えたいことは最終的には一つに行きつくと思うんです。無駄な時間を過ごしている方のこのメッセージはとても心に刺さりました。

 

 本当に時間は戻りません。ドラえもんのタイムマシーンは現実世界には存在しないんです。めちゃくちゃやっても逆にやらなかったとしても失敗すれば「あの時もっとやっておけばよかった」と必ず後悔します。やらずに後悔よりやって後悔した方がよっぽどマシですよね。1日の活動を振り返った時、過去を振り返ってみた時にやり切ったと思えるくらい無駄のないように、限りある時間をもっと有意義に使いたいと思いました。

 ↑お花屋さんの板の壁と杉板の棚

 

ブログを読んでくださりありがとうございます!

金曜日にブログ更新中の松島聖士

 

中澤建設㈱ ホームページ


 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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