こんにちは。
無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、
群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
穏やかな正月三が日も開け、今日から弊社の家づくりも稼働となりました。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
住まいの快適度を測るには、体感的に感じ取ることの他に、実際の温度と
湿度を確認することが大切であって、当社体感モデルハウスには、各部屋に
温湿度計を設置して、随時モニタリングしています。
今朝の1階キッチン温湿度
今朝の2階リビング温湿度
1階は5:00~7:00まで床下暖房稼働
2階は昨20:00~2:00までペレットストーブ稼働
(外気温は朝の最低気温1℃でした。)
注目は、やはり湿度60%前後と湿度の高さですね。
それと、暖房を止めても暖かさが持続していることです。
「絶対湿度と相対湿度」
一般にいう湿度は「相対湿度」であって、
ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、
どの程度の水分を含んでいるかを示す値で<%RH>で表します。
空気中に含みうる最大限の水分量は、温度によって変わり、
温度が上がれば空気中に含むことの出来る水蒸気量も多くなります。
所謂パーセントで表わす相対湿度の分子(分数の)ににあたる、
水蒸気の存在量(重量割合)=(水蒸気量)が絶対湿度です。
ある一定の空間で一定の水蒸気量(絶対湿度が同じ)の中では、
温度が高いと湿度(相対湿度)は低くなり、温度が低いと湿度は高くなる訳です。
(温度が高くなると分母が増え、低くなると分母が減る)
冬の内陸太平洋側は、温度が低い上に湿度も低い(絶対湿度が低い)。
絶対湿度が低い所に暖房して温度を上げれば、相対湿度は更に低くなるわけです。
内陸群馬の冬で、加湿していないで暖房温度20℃程度の殆どの住まいは、
相対湿度30%前後が普通な訳で、私どもの住まいの湿度60%はまさに、
驚愕の数値であります。
そんな私どもの体感ハウスでの「快適な冬の暖房体感」を是非、この冬に
お試しご来館下さい。