059月

エアコンの運転!

  夏!!!

 こんばんは。8月最後の日に夏を満喫してきた聖士です。

 僕が18歳まで過ごしてきた僕の原点ともいえる沢入の川で午後から2時間半ほど川遊び。

 この高さ5mくらいの岩からのダイブが楽しいんです。小学生くらいの子たちも楽しそうにダイブしていたので勇気があれば誰でもいけちゃいます!やらない後悔よりやって後悔する方がいいでしょ。と伝えて、皆ダイブしました(笑)。でも、やって後悔した人は今のところいません。「一回行けたからもう次は楽勝だわ」となるタイプがほとんどです。

 川を満喫した後は大間々の自宅に戻って肉・野菜焼き焼きパーティーと花火。全部うますぎたぁ!まだまだ暑い日が続くという予報ですが、8月最後にネイチャーを感じまくった良い日となりました。日が暮れた沢入の川は僕には寒くて、後から風邪をひいてしまったことだけテンション下げです。。

 

 

 湿度を下げたい!

 前回のブログで湿度をもう少し下げたいということで色々な方法を試しているというお話をさせていただきました。今回は1日の温湿度変化と太陽光発電と連携しているデータの電気使用量を見てみたいと思います。1階に付いているエアコンは三菱の冷房能力4.0kWのもので少し大きめです。

※絶対湿度は重量絶対湿度(g/kg)ではなく体積絶対湿度(g/㎥)となっていることに注意。

2025/08/08





 15時ごろ除湿弱運転開始。運転を開始した5時間程は温度も下がり絶対湿度も少なくなっていますが、温度が安定した後は、絶対湿度が少しずつ上昇しています。電気使用量を見ると夜中の使用量が昼間に比べて少ないことからエアコンの動きが弱くなっている、もしくはほぼ止まっている状態に近いのではないかと考えられます。

 このことより運転開始数時間は除湿をめちゃくちゃ頑張ってくれるが、夜間の温度が安定した時エアコンはさぼり気味で、湿度が外気の影響を受けて少し上昇する。

 

2025/08/12



 ほぼ日中の発電をしていないことからこの日は天気が悪かったと考えられます。室温だけ見ると快適だが、湿度が高いので15時ごろ26℃設定冷房運転開始。付けた直後は湿度の下がりがすごいが、室温が高くなかったためすぐに冷房運転が弱くなり外気の影響を受け、湿度が元通り。

 このことより、日射による室内への熱取得などがない時の冷房運転はほんの1~2時間しか効果を発揮しない。ですので、室温が高くならない条件での弱冷房運転はエネルギー的な観点からもあまり意味がないように感じるので運転させなくてもいいと感じた。運転させるなら室内で熱を発生させて冷房運転を長い時間続けさせるなどという方法をとる。

 

2025/08/15




 前日の14日の夜にエアコンを一回止めて、朝の日射で一時温度を上げてから26℃設定冷房運転開始。一旦温度を上げることで冷房運転をしっかりやって除湿も続けてもらおうと思ったが失敗。温度は安定しているが全然除湿をしてくれずジメジメする室内へとなってしまいました。15日の夜、16日の深夜の電気消費量(2-3時はエコキュートの沸き上げで増えていると思う)が同じくらいなのでエアコンがあまり運転してくれていない。

 よって26℃設定弱冷房常時運転は夜間ほぼ止まっているような状態になっているので除湿がほぼできていない。

 

2025/08/17




 前日の16日の夜にエアコンの運転を停止し、日中の日射を取り込み室温を上げることでエアコンが頑張って動くような環境にあえてした。冷房運転でなく、除湿の弱運転を開始し付けっ放しにしました。温度も湿度も滑らかに下がり続けていていい感じだが、深夜で24℃前半と冷えすぎてしまっている。温度は下がり続けているが、湿度は深夜に少し上昇気味。除湿運転でも深夜から朝方にかけての湿度戻りが解決できませんでした。冷房運転と比べると除湿運転は弱でも少し電気の消費量が多く感じます。

 

 今回やったパターンからわかったことは、冷房運転は温度は1日中安定し、日中の湿度も15.0g/㎥(約12.5g/kg)くらいで過ごしやすい温湿度環境になるが、湿度は夜間に上昇してしまう。除湿運転は冷房運転に比べて温度が下がるペースはゆっくりだが、夜間もずっと下がり続けてしまい冷えすぎてしまう。湿度は冷房運転より下がるペースが速いので雨などの時にジメジメするなと感じたらすぐに湿度を下げてくれる除湿運転がいいのかなと感じた。夜間は冷房運転と同じく少し上昇してしまう。

 

 これらのように冷房運転、除湿運転、24時間運転など色々試している最中ですが、思ったように除湿しきれないというのが現状です。除湿するにはエアコンが一番効果が高く省エネですが、換気システムや外皮の構成の影響もかなり受けるので色々なことを検討していかなければいけないんだなということを学びました。

 高性能住宅になることによって『夏型結露』というものが問題になっています。これが怖いからと湿気をガンガン取り込む外皮構成にしてしまうと、湿度の高い日本の気候条件では何もしていなくても1日で外皮からたくさんの湿気が室内に流入してしまい、いくらエアコンをかけたところで除湿が追い付かないということになってしまうようです。

 まだまだ何が適切な方法なのか自宅で実験中です。目に見えない水蒸気は奥が深いです! 

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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