こんばんは!寒さが増してきたこの頃、益々起きるのが辛く感じている朝が弱い聖士です。
寒いのが嫌いなのでこたつに入ってしまうと天国過ぎて抜け出せません。また、寒い日の五右衛門風呂は夏とは比べ物にならないほど気持ちよすぎてつい長く入ってしまいます。五右衛門風呂の快適さだけを考えたらこの時期は最高に良い季節です(笑)。
朝と夜、寒さの厳しい倉渕では作業場の増築工事が進んでおります。工事を順調に進めるため・やりやすくするため、前の週に足場の組み立てと材料の運搬をしました。
安定感のある安全な足場は作業効率が格段に上がる気がします。足場の上にいる時、ガタガタと揺れると僕はけっこうビビりなのでめちゃくちゃ怖いと感じますが手摺などがあると守られている感じがあるので安心感を持ちます。
仮設の足場は工事の時しかなく、必要が無くなれば解体してしまうものなので地味に見えてしまいますが僕たちを守ってくれる重要なものですので大変な作業をしてくださる足場屋さんにも足場自体にも感謝の心を持たなければいけないなと感じました。
そして週が明けた月曜日はクレーンが来て梁・桁から垂木までを組み立てました。高いところが苦手な僕は上には登らず(登れず)材料をクレーンに吊るしたり仮筋を留めたりする作業に徹しました。
油断をすると大きな事故が起こりやすい建方の日は職人さんたちは緊張感で溢れています。建方は何度か経験していますが、その雰囲気にまだ慣れず怖いです。しかしその真剣な表情や雰囲気が職人さんのカッコいいところでもあると僕は思っているので、それを味わいながら作業を効率的に進められるようにたくさん経験して建方独特の雰囲気に慣れていきたいなと感じました。
この日も僕は上には登らず(登れず)安全な下での作業です。梁の上よりも垂木の上の方が断然怖いです(笑)。一度大引の上で足を踏み外して脛を思いっきりぶつけた経験をしてから足元が不安な高いところが苦手になりました。小さい頃は怖いもの知らずだったので、見つかると怒られるからバレないように屋根の上などで遊ぶほど高いところがめちゃくちゃ好きだったんですけどね。
しかし今は苦手なので垂木の上の作業は大工さんにお任せして、僕は仮設の足場の上でできる作業とフラットプレート、コンパクトコーナー、短冊金物を留める作業をしました。
金物は色々な種類があってわけがわからないので勉強しなければいけません。
水曜日になってようやく上に登れるようになりました!野地が敷かれたからです。これだけで安心感が全然違います。野地板の安心感半端ないっす!!
この時期は落ち葉が多く、屋根がかかってないと室内側が凄いことになってしまって掃除をいくらしても永遠に落ち葉との戦いだったのですがこれだけで掃除の回数も減らすことができるので、野地があるだけで上にいても下にいてもいいことが一気に増えました!
木曜日は野地の上にシートを敷きました。屋根材をかけてしまえば見えなくなってしまいますが、室内を雨から守ってくれるし見た目もかっこよくなります。大工さんの原田さんと一緒にシートの重ね代をしっかり確保しながら雨風が入らないように隙間のないようしっかり定着させました。
「このテープ貼るんが結構めんどくせぇんだ」と言いながらも丁寧にきれいに貼ったりしている原田さんの手元の技術はいつも間近で見ていて凄いと感じます。わからないことを聞けば何でも教えてくれるし超一流の技術も兼ね備えている原田さんとの作業はいつも学びがたくさんあります。
康之さんも「原田さんはすごいよ」といつも言っておりますが本当にその通りだなと感じます。
久しぶりに一日中雨だった金曜日。朝日が僕を照らしてくれなかったせいで少しだけ寝すぎてしまい遅刻寸前でした。雨の日は体が重く感じますよね(笑)。
雨だったので屋根の上での作業はできず、筋交いや間柱を取り付けました。これでようやく外壁側に面材を張ることができるので外部からの雨風の影響が減り落ち葉との戦いが終わりを迎えそうです。落ち葉との戦いは終わりますが極寒の地である倉渕では足元からの冷気との戦いがこれから益々厳しくなっていきそうです。そうなってくると五右衛門風呂が楽しみでしょうがないです(笑)。
これから工事が進むにつれてもっと室内側が守られてくるので安心の数が増えていきます。安心感があることってすごく大切なことですが、いい加減な安心感というものは良くないこともあります。
「君は安心感があるね。」と人に伝えると最初は「ありがとう。嬉しい!」と言ってくれます。しかし曖昧なままの考えで安心感があるよと伝え続けると、ある日「君の言っている『安心感』って何?意味が分からない」と怒られることもあるので適当に使うこと、意味もなく言うことは避けた方が良いです(笑)。しっかりと理由のあるものを作らないといけません。
安心感というものはすごく重要な要素であることは間違いないです。なので僕は安心感のある人になりたいし、根拠をちゃんと説明・証明できる安心感のある家づくり、現場作りをこれから心掛けて取り組んでいきたいと思います。
ブログを読んでくださりありがとうございます!
松島聖士