松島匠建代表の松島克幸です。
紅葉鮮やかに秋も深まった11月の晴天の土曜日、建築でお世話になっている3家族を招き、午前中にわたしどもの山に入り伐採見学、そしてお昼からお楽しみのBBQを行いました。
樹齢60年近くの杉の大木の伐倒を目の前で見ることのできる体験はなかなかない事であって、倒れて地面が揺れる迫力と、60年前にその木を植えた先人の想いを感じて頂いた見学会となりました。
杉の根元をチェーンソーで伐りながら、くさびを打ち込み狙った方向に倒します。
樹齢60年近くの杉の木の伐採ですが、その木を植えたのは1世代2世代前の父・祖父たちであります。
杉の木は植林前の地拵え(じごしらえ=苗木の生育環境をよくするため、雑草や灌木などを取り除く作業)から始まり、苗木の植え付け作業、そしてその後4~5年間の下刈り作業、つる切り、除伐、間伐と手入れが掛かり、伐って材木収入が得られるのは40年過ぎてからとなります。
麦米野菜は苗植えや種蒔きし、その後手間暇かけた後の収穫が1年の周期でありますが、杉の木は手間暇かけた後の収穫は50年60年後と、植林した人は手間暇かけるだけであって、想いは「孫子のために」なのです。
しかしその木はいつの間にか、外国産の木材が主流となる時代に代わり、日本の木材が見放されてしまい、世代交代となった多くの山持の人たちは、我が家の山がどこにあるのか知らない現状となっています。
大人も子供も倒れた杉の大木に感激の様子でした。
サラリーマンであった丁度30年前に私は、出張先で宿泊した地場の木材がふんだんに使われた山形のペンションにて「地場の木材を活かしての家づくりを天職に!」と目覚め、建築の道を歩み始めたのでした。
その地産地消の木の家づくりが松島匠建の原点であり、30年間ブレずに歩み、それを支持して頂いた素晴らしいお施主様に助けられてきました。
そして十数年前(3.11の震災前)には、「化石エネルギーに依存しないで暮らせる家」を目指すことが重要であると考え、地産地消に加えてパッシブな高性能住まいの取り組みとなっています。
今や、「夏は涼しく、冬は温かな家」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などと言って高い費用を掛け、多くのエネルギーを使ってなら、どこでも誰でも可能なことです。
私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。
快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。
気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!