こんにちは、松島克幸です。
天候は先週の予報通り、一気に春がきましたね!と同時に大量の杉花粉が飛散する季節にもなりました。
今シーズンは特に花粉の飛散量が多く、これまで花粉症でなかった人も注意とのことです。我が家の家族6人の内、3人は花粉症の症状が酷く、これまで花粉症ではなくアレルゲンゼロであった私も鼻がムズムズし、いよいよ花粉症予備軍の様相です。
約15年前に新築した自然素材大好きなお施主様のお住まいは、杉の羽目板を縦張りした外壁仕上げでした。
一般流通の杉の羽目板の厚みは12~15mmなのですが、外壁に使用するので耐久性を持たせるため厚み18mmにてオーダーした羽目板を使い、再塗装も2回ほど行いました。
しかし約15年経過で下の写真のように劣化が激しくなり、外部の杉板活用の難しさが現れる残念な結果となっています。
軒の出が屋根の勾配方向(軒桁側)は900mmに対し、妻側の軒の出は455mmと短く雨の影響を受けやすく、この妻側の劣化が顕著となっていました。
雨の多い日本の家屋は、やはり深い軒の出が大切なんですね。
そんな劣化の激しい妻側の杉羽目板張り部分について、お施主様よりどうにかならないものかと相談され、弊社新築の外壁ではスタンダードとなったロータサン塗り壁をご提案しました。
既存の杉板張りはそのまま残し、既存板張りの上にドレインラップを張り、そして30mmのEPSボードを張り、STOのロータサン縫いり壁仕上げです。
↑ EPSボードが張りとシーリングが終わり、左官屋さんによるワッシャー留め部の下地材埋めです!
↑ 下塗り+ファイバーメッシュ完了
仕上げ塗りは、塗り跡がそのまま現れるので左官屋さんが最も気を使う工程です。
塗っている面を一気に仕上げないと塗り継ぎ跡ができますので、4人以上の左官職人の手が必要であり、また、天候が乾燥して風の強い日には乾きが早く、同じように塗り継ぎ跡が出てしまいます。
仕上げの日はタイミング良く穏やかな日和となり、ご覧の様な仕上がりとなりました。
最後まで当ブログをお読みになった頂きありがとうございます。
新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。
今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。
私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。
快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。
気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!