夏真っ盛り、
連日猛暑日を記録している群馬県です。
そんな中、先週末の土曜日、
OB客さんいかがお過ごしか、お住まい伺ってみました。
最初にお伺いしたのは、
築後3回目の夏を迎える、ちょっとした高台に建てたお宅。
連日猛暑日が続く中でも、
何とかエアコンは使わずに、暑さを乗り切っていました。
OB客さん、どのお宅も暑さ対策に、
「よしずやすだれ」「ゴーヤの緑のカーテン」にて窓の日射遮蔽を行うと共に、
窓を開けて風通しを図っていました。
ここで大切な事は、
風が抜ける窓の配置(設計)ができているかどうかですね。
またこの辺り(群馬の平野部)、夏場の日中の
卓越風向(ある特定の期間に吹く、最も頻度が多い風向の風)は、
南東の風が多いのです。
そこで、東面に南に開く「縦すべり出し窓」を設けると、
室内に風を呼び込んでくれます。
(南面に付ける場合は、東に開くようにです)
縦すべり出し窓は、全開状態にすると窓が90度になり、
サッシの開口面積を最大限に開放することが出来ます。
そして斜めから吹く風を呼び込む(ウインドキャッチ)ことができます。
一昔前は、窓といえば「引き違い窓」オンリーでしたが、
今は窓の種類も多く、それぞれの種類の窓の特性を知った上で、
適切な窓の選択と配置が大切ですね。
7月もあと一日となりました。
暑さはまだ続きますので、もうひと踏ん張り、この夏をのりきましょう。