058月

自伐型林業(じばつがたりんぎょう)

 大谷・井上に見習うストイックさ!

 こんにちは松島克幸です。 

日本列島はいたるところで猛暑となっていますが、沖縄諸島では台風6号が迷走し、台風慣れしている沖縄でも想定外の暴風雨の影響が長引いています。 「夏の台風が東シナ海を北上すると太平洋高気圧の勢力が増し更に暑くなる!」と、気象予報士の言う定説が当てはまらず、今回の迷走は太平洋高気圧が徐々に弱まってきた事が、要因の一つでもあるらしい。 今後、台風6号の進路は日本列島に向きを変え、週間天気予報は傘マーク続きと、これまでの定説が通らなくなりつつあります。

スポーツ界では大谷翔平!井上尚弥!と、世界中を驚かす異次元の活躍が続いていますが、一昔前の日本人は、西洋・アフリカ系の人たちには、パワーとスピードでは勝てずプレッシャーにも弱く、勝てるのは器用さとど根性!でしたが、それを見事に変えてくれた二人の活躍は今後も楽しみであります。

我々凡人が大谷・井上の二人の様な活躍はとても出来ませんが、二人は持って生まれた素質に加え、野球・ボクシングに向かうストイックな姿勢が凄過ぎます。 二人のそのストイックさを少しでも真似できれば、わたしのこのポッコリお腹も凹むものと、ジム通いは続いています。

 

  秋の伐採見学、その山の下見に!

「結めぐる株式会社」の篠崎さん企画にて、この秋に伐採見学を行う予定でいますが、秋山林業さんにより、現在間伐作業が続いているわが家の山の下見に行き、そして作業中の秋山さんと地域協力隊員の吉沢さんとも秋の企画のお話しをしてきました。 

そして今回は「自伐型林業」について書きます。


 

 はじめに「林業」とは?

 林業とは?分かりやすく言えば、山に木を植え手入れして、育った木を伐って、木材として木を販売し収入を得る仕事です。 野菜や米は半年・1年の周期で収穫できるのに対し、木材は親・子・孫の3世代と、50年以上のとても長い期間を掛けて木を育て収穫していく生業です。

また、林業に関わる人たちには「山を持っている人と、山で仕事をする人」との違いがあり、山を持っている人を「山林所有者」或いは「山持ち」や「林業家」と言い、木を伐って丸太を搬出している人を「素材生産者」または「林業作業者」と言います。

そして林業の作業には、木を伐り造材し搬出・運搬する間伐(間引き)主伐(全部伐採)の他、作業道の創設、植林、下刈り、つる切り、枝打ちなどの作業があります。

 

 「自伐型林業(じばつがたりんぎょう)」

「自伐型林業」とは現行林業の課題となっている「採算性」と「環境保持」を両立する持続的森林経営ができると言われている新しい林業のスタイルです。

日本の林業は、小・中規模面積の山持ちが多く、元々山持ちが自ら山の手入れをして間伐材を出して林業の生計を立てていた今で言う「自伐型林業」の形態でしたが、木材価格の低迷と共に、大規模集約で生産性向上の時代の波が林業にも押し寄せ、所有者と施業を分離した「施行委託型林業」の形が主流となっていました。

しかし日本の山は海外の森林と違い急峻な地形が多く、大規模な施業には無理があり、山を壊してしまう危険も生じてしまいます。

そして「間伐を長期に渡って繰り返す」「山のダメージを抑える壊れにくい作業道の整備」などと、持続可能な林業が今、求められるようになり「自伐型林業」の展開が広がってきています。

 

   ↑ 地域おこし協力隊OBの秋山さん(右)と現役協力隊員の吉沢さん(左)

 

 地域おこし協力隊から自伐型林業の起業へ!

みどり市では、平成28年4月から過疎地域である東町において、地域外から意欲ある人を受け入れ、地域力の強化及び地域活性化を図ることを目的として、地域おこし協力隊の受入れを開始し、みどり市の財産である森林資源を活かし、地域に活力を取り戻すための隊員募集に力を入れています。

現在我が家の山の間伐を行っている秋山林業の秋山さんは、自伐型林業の独立起業を目指し、このみどり市地域おこし協力隊制度を利用し、協力隊として3年間の林業実習を終え、自伐型林業の起業を果たしました。 

  → 朝日ぐんま コラム(2021年1月3日)

また、一緒に作業している吉沢さんは、都会でのサラリーマンから「自然と関わりながら暮らせる仕事を!」と、昨年10月に協力隊に着任し、只今秋山さんもとで林業研修中です。

  → みどり市地域おこし協力隊ポートフォリオ(吉澤隊員)


 

気候変動による子供たちの未来の危機について、昭和生まれの同年代と話をしてみると「もう手遅れかと思う」と、昭和30年代前後は、現在と小さい頃との気候や暮らしの変化の差に、潜在的な危機感を抱いている人が多いようです。 自分たちが生きているうちはまだ大丈夫でも、子どもたちの未来のために昭和生まれができる事はあるはずです!  

  半分の人が変われば、流れは変わる!

 地球沸騰化!は、人類がもたらした気候変動による地球生命の危機です!

 このままでは子供たちの未来はない!

 流されずに「かえる!」意識を!行動を!そして未来を!

● 「かえる!」その1: ゴミを減らし資源を大切にする!

 ・買い物は梱包・包装・容器も考え、プラスチックゴミが減る買い物に!

 ・食品ロスを減らす!

 ・資源ごみ(空き缶・空き瓶・ペットボトル・新聞紙・段ボールなど)はリサイクルへ!

 ・使い捨てより、長持ち!使いまわし!再利用!を

 ・ ・・・他に何があるか、何をすべきかを考えてみる事も、とても大切です。

 

 

 最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。


今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

  


 夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

Breadcrumbs

  • ホーム
  • ZOO
  • 自伐型林業(じばつがたりんぎょう)