158月

次世代の「水素エネルギー」とは?

 高校野球は非丸刈りの時代に!

 こんにちは松島克幸です。 

高校野球、夏の甲子園大会が始まり、例年に増しての接戦好ゲームが続いています。 そんな好ゲームと共に今回は、神奈川の慶応高校を始めとする「非丸刈り」の出場チームが7校と、そちらもちょっとした話題となっているようです。

強豪ひしめく神奈川から夏の甲子園出場を決めた慶應義塾高校は「髪型自由」「長時間練習なし」という従来の高校野球とは一線を画する方針にて、同チームを率いてきたのが森林貴彦監督です。

「高校野球は変わらないといけない! 」と、坊主頭強制無し、大会での勝利だけを目的とした自主性のない練習、手取り足取りの指導ではなく「自分で考えろ」と言って選手に時間を与え、自主性を重んじ部活動引退後の選手にもレガシーとなる価値を残せないかと、指導者としての真の在り方を示しているように思える慶応高校の監督です。 

また慶応高校 過去には「髪の毛を切ってから、出直してこい」というヤジもあったそうで、「高校野球はこうあるべきだ!」と固定観念にとらわれ、良きも悪しきも「右に倣え!」「過去に倣え!」は日本人が正すべきところで、他人(ひと)と違うのは変わり者ではなく個性として、指導者は怒鳴り体罰与えなければ指導ができない! それは、指導者の資格無し!として、今後の時代の流れを望むところです。 

丸刈りが嫌で中学での野球部を選ばなかったわたしですが、慶應義塾高校のこの非丸刈り姿は、わたし的には爽やかに映り、今後は高校球児の丸刈り姿は次第に時代遅れとなってくることと思います。 


 

 石油はあと50年!

原油価格の高騰と、燃料高騰による国からの補助金の減少から、ガソリン価格が更に高騰しています。 公共交通網が充実している大都市を除き、自動車による交通手段は欠かせない今の日本では、このガソリン価格の高騰は生活に大きな影響を与える事となりますが、当たり前に手に入る石油・ガソリンなどの化石燃料は、あと50年ほどで枯渇するそうです。

約2億年も前に地球上にいた水中のプランクトンなどの死骸が海や湖の底にたまり、バクテリアなどによって分解され、地熱で温められて変化したものが石油です。 2億年もの時を経て掘り出された貴重な石油資源を人類は僅か100年ほどで使い切ってしまおうとしているので、もっと大切に使わなけれならないし、石油に頼る生活も改めなければならないのです。 

  ↑ 出典)中部電力

では、次世代のエネルギーとして注目されている「水素エネルギー」とは、どんなエネルギーなのでしょうか。

 「水素」からエネルギーをつくる

水素は地球上で一番軽い気体であり、空気と比べると14分の1の軽さなのです。 また、無色・無臭で味もなく気体で存在しますが、-253℃まで冷やすと液体になります。 そして様々な資源に含まれているため、地球上に沢山ある資源です。

その水素をエネルギーに変えるには、水素と酸素を反応させることで電気と水が発生し、エネルギーとして利用する、燃料電池で電力を作り出す方法です。 水素は、家庭用燃料電池等を通して各家庭でエネルギーとして使われたり、燃料電池自動車をはじめとした、乗り物を動かすためのエネルギーとして使われたりしていきます。

そして、水素の新しいエネルギー利用方法として注目されているのが水素発電です。 水素発電では水素を燃焼させた熱エネルギーで大型タービンを回して発電を行います。

   ↑ 水素情報館「東京スイソミル」より引用

 

 水素エネルギーの特徴

水素エネルギーは、大きく3つの特徴を持っています。

1つ目は、エネルギーをつかう際に二酸化炭素ではなく水を出すこと。
2つ目は、地球上の様々な資源からつくることができること。
3つ目は、エネルギーを水素に変えてためることができること。
この3つが、今までのエネルギー問題の解決につながる重要なポイントです。

 

   ↑ 水素情報館「東京スイソミル」より引用 

 水素自動車の普及は「水素ステーション」にあり! 

トヨタ自動車でも開発が進み、実用化も近い水素自動車ですが、構造的にはエンジン内で水素を爆発させて駆動する形なので、燃料がガソリンから水素に変わり、現在のガソリンエンジンの改良だけで済むため、車両生産コストも低く抑えられるそうですが、課題となるのは燃料を充填する水素ステーションだそうです。

2019年時点で水素ステーションの投資コストは土地代を除いて約4億5000万円。 国はコストダウンの旗を振り2025年に約2億円を目指すが、通常7000万〜8000万円で済むガソリンスタンドに比べると、はるかに高いというのが現状のようです。

 

 その水素は何色?

しかし、水素は「エネルギー・キャリア」(エネルギーを運ぶもの)であるので、そのエネルギーが何で作られたかによって、その水素は環境に良いのか、良くないのかが決まってくるのです。

「水素のつくり方」を区別するために、「グレー水素」「グリーン水素」「ブルー水素」だの、とありますが、水素自体に色は付いていなく、つくり方(そしてCO2排出)を区別するために色分けされています。

 現在、製造されている水素の主流は「グレー水素」です。
「グレー水素」とは、天然ガスやメタンを用いるもので、触媒を用いてメタンガスを水素と一酸化炭素に変換する水蒸気メタン改質を行って水素を取り出すものです。 その過程で発生するCO2はそのまま大気中に放出されてしまうため、環境には良くない、つまり、「グレー」と名づけられています。 残念ながら、現在一般的な水素の製造方法は「グレー」なのです。

その過程で発生するCO2をそのまま大気中に排出するのはよくないので、そのCO2を回収して、地中に埋めることで、実質的なCO2排出量をゼロにしよう、というのが「ブルー水素」です。 CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)技術などを活用します。

グリーン水素は、再生可能エネルギーで発電した電力を用いて、水を電気分解することで得られる水素のことです。 製造過程からのCO2排出がありません! グリーン水素は、再エネ電力で水を分解する方法なので、化石燃料を使用しません。 現在、世界的に再エネのコストが下がってきているため、今後の脱炭素エネルギー源として大きな期待がかかっています。
 以上、枝廣淳子enviro-news「その水素は何色?」より引用

 

  ↑ 資源エネルギー庁 次世代エネルギー「水素」、そもそもどうやってつくる?

 他にもある水素カラー

●ブラック水素・ブラウン水素   天然ガスではなく、黒炭や褐炭を用いて製造された水素のこと。グリーンの対極にあり、グレー水素より環境負荷が大きい

●ピンク水素   原発で発言した電力で水を電気分解してつくる水素のこと。「パープル」「レッド」と呼ばれることもあります。

●ターコイズ(青緑色)水素   新しく登場した製造方法で、実用規模での生産はまだ確立されていませんが、メタン分解と呼ばれるプロセスを使用して水素と固体炭素を生成するものです。将来的には、再エネで動力を供給し、炭素を永久的に固定化することで、低CO2排出の水素として評価される可能性がある、とされています。

●イエロー水素   これも比較的新しい用語で、太陽光を利用した電気分解によって生成される水素を指します。太陽=黄色はわかりやすいですね!

●ホワイト水素   地下の堆積物中に存在している天然由来の地質学的な水素です。フラッキング(頁岩ガス・石油の採掘技術)によって得ることができる、とされていますが、現在のところ、この水素を利用しようという戦略はありません。


 今後地球上の危機として、大地震、火山大噴火、核戦争、テロ、コロナ以上の強力ウィルスの蔓延などの心配がありますが、これらは「いつ?起こるとも、或いは起こるとも起こらぬとも」予測はできない事象です。 

しかし気候変動による熱波や大雨・暴風などの大規模気象災害の危険性は間違いなく広がることとしてとらえ、今後の暮らし方や家づくりを考えていく必要があります!  

  半分の人が変われば、流れは変わる!

 地球沸騰化!は、人類がもたらした気候変動による地球生命の危機です!

 このままでは子供たちの未来はない!

 流されずに「かえる!」意識を!行動を!そして未来を!

● 「かえる!」その1: ゴミを減らし資源を大切にする!

 ・買い物は梱包・包装・容器も考え、プラスチックゴミが減る買い物に!

 ・食品ロスを減らす!

 ・資源ごみ(空き缶・空き瓶・ペットボトル・新聞紙・段ボールなど)はリサイクルへ!

 ・使い捨てより、長持ち!使いまわし!再利用!を

 ・ ・・・他に何があるか、何をすべきかを考えてみる事も、とても大切です。

 

 

 最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。


今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

  


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家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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