165月

過程を知ること!

  また一年健康に!

 こんばんは。今週誕生日を迎え28歳になった聖士です。

 仕事の面ではまだまだ若造で、社会的には立派な大人と見られとなんだか複雑な状況の年齢ですが、一つの数字として認識しておく程度であまり気にせず、また一年健康に楽しく過ごしていければいいなと思っています。

 

 

 買取再販住宅見学会!

 13日には、結めぐる㈱の篠崎さんと㈱トヨタトーヨー住器の北岡さんにお誘いいただき、株式会社夢・建築工房さんの買取再販に取り組んでいる物件の見学と、マテックス株式会社のサッシ工場の見学をしに埼玉県の鳩山町へ行ってきました。

 

 昨年、マテックスさんの工務店向けのセミナーに参加したとき、今回見学させていただいた夢・建築工房さんの岸野社長が自社の取り組みについてお話されており、その時に買取再販を行っているというお話をお聞きしました。

 僕はそれまで買取再販に関してよく知らなかったので、「新築や断熱リフォームとは別で買取再販にも取り組んでいます」ということを聞いたときは、「ゆめけんさんは色々なことやってるんだなぁ」という感想しか持てませんでした。しかし、そのことについてよくよく聞いていると岸野社長と社員の皆さんが熱い想いでそこに取り組んでいることを知ったんです。

 人口減少などで悩んでいて、空き家の中古住宅がある町を活性化させたいなどという理由があることを知り僕はその取り組みに興味を持ちました。ゆめけんさんの場合は、空き家を買って間取りの変更や内部の設えの変更をして買いやすい価格で売るということはせず、断熱気密の性能を十分確保したうえでスタッフがやりがいを持って設計から工事までをやり、その地域の中古住宅では高価格帯にはなりますが、その仕様で販売をしていました。

 

 この物件へのお問い合わせはまだ少ないようですが、断熱等級7(現段階では最高等級)のこの住宅を知って見学までしてくれると惚れるお客さんが必ず訪れるので、それを今は待っているということでした。待っている状態ですが、どう知ってもらうかということを考え、それを実行していこうという行動力が凄いと思いました。

 現在販売中のものを見ることができ、そして気持ちの良い室内環境を肌で感じることができたというのはとても貴重な時間になりました!岸野社長の何も包み隠さず、オープンで、そして、自社のスタッフたちの働き甲斐の増進から地元の活性化まで広い視野を持って仕事に取り組んでいる姿もかっこよかったです。

 僕も協力業者さんをはじめ自分も含めてやりがいを持って仕事に取り組みたいと思っていたし、自然豊かで良いところがたくさんある地元を元気にしたいという想いがあるので、岸野社長をはじめとする夢・建築工房の皆さんを見習って頑張って取り組んでみようと思う貴重な機会になりました。

 また、地域の工務店さんを巻き込んで皆で良い住宅を造っていこうということもしているというお話を聞いて、やっぱり仲間の存在って大きいんだなと改めて感じました。自分一人ではできないことも仲間と協力することで大きな力となることは間違いありません。同じ想いを持っているなら余計にそうなると思いますので、自分だけの殻に閉じこもることはないようにしていきたいです。

 

 

 マテックス鳩山センター見学!

 ゆめけんさんの買取再販の物件見学の後は、お昼ご飯で美味しくてボリューム満点のうどん屋さんでうどんを皆で食べ、その後マテックスのサッシ工場の見学をさせていただきました。

 工場見学の前にマテックスの新井さんと清水さんから『地球が壊れかけている』というお話と『なぜマテックスがサッシ工場を作ったのか』というお話をお聞きしました。

 ここ数年は、毎年のように異常気象やら最高気温更新やらと地球環境に関するニュースをたくさん聞いたり見たりするようになってきました。何年も前から聞いてはいましたが、月日が経つごとに多く聞くようになってきているし、より危機感が増していると感じます。

 マテックスの清水さんが所属するロングライフ・ラボという団体の資料をお借りしますが、この資料を見て僕は驚きました。

 今も含めて未来の地球を心配することをたくさん報道しているし、夏はかなり暑く冬は寒いなど生活しにくい環境になっているにもかかわらず、日本人が気候変動に関して『極度に・とても心配』の割合が他の国と比べてかなり低い割合だったんです。

 自分が生きている何年後、何十年後がどうなっているかかなり心配ですし、未来の子供たちのことも考えたらめちゃくちゃ心配です。CO2の排出量は建築部門が約1/3を占めているので、地産地消で運搬時のエネルギーを減らすことや高性能な住宅を造り省エネルギーな暮らしをすることなどが必要になってくると思うんです。そういうことを今も取り組んではいますが、今後も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

 

 家の内・外での熱の出入りの割合は窓が一番多いということを知っていますか?日本の住宅ではアルミサッシでシングルガラスが大半を占めていますが、この仕様だと外から熱が伝わり放題だし、中から熱が逃げ放題なんです。なのでサッシ部分はアルミではなく樹脂や木製にするだけで大きく変わりますし、ガラスも複層にしてLow-Eガラスにするだけでかなり変わってくると思います。

 今回見学したサッシはエクセルシャノンの商品で、ずっと樹脂サッシを製作している会社です。環境負荷のことも考えているし、材料も極力リサイクルをして無駄のないようにと色々と考えている会社なんです。松島匠建では性能面や会社の取り組みなども含めて外部建具はエクセルシャノンを採用しています。

 ただ使うだけではなく、その会社の想い、その製品を作っている理由を知ることでもっともっと自分たちがしている家づくりに自信を持てます。今回の見学で新しい発見もあったし、採用しているエクセルシャノンの窓のことをさらに知ることができとてもいい時間を過ごすことができました。

 ありがとうございました!

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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