254月

言葉のすばらしさ!

  幸せを祝いに!

 こんばんは。 今年の5月は平年よりも気温が高いというニュースを目にして、毎年気温が高くなる地球が恐ろしく、自分もどうにかなってしまいそうで恐怖におびえている聖士です。

 冬は大雪、夏は気温が高いことに加えてゲリラ豪雨など。これらを異常気象と言っておりますが、ここ数年はこのような自然現象が普通に起きており、もう異常とは言ってられない事態になっていますよね。エネルギーの高騰もあり、夏はかなり暑い、冬はかなり寒いという今の世の中で、やはりエネルギーに頼らず暮らすことができる高性能住宅のありがたさを身に染みて感じます。

 

 暗いニュースも多い中、先週は明るくてとても幸せを感じるイベントに招待され埼玉県の大宮まで行ってきました。保育園から中学までの10年以上共に過ごしてきた幼馴染の結婚式です。

 彼女はいつも明るく時にはおっちょこちょいなキャラクターで、気を遣わずに接することができ、皆を笑顔にできるという不思議な雰囲気の持ち主なんです。僕は彼女に対して、先頭に立って皆を引っ張っていくリーダー気質をあまり感じませんが(笑)、中学生の頃は2年間一緒に生徒会をやっていました。おそらく彼女も僕に対して同じことを思っているのではないでしょうか?(笑)

 最高学年になると、「どっちが生徒会長やる?」「おれできないよ」「いや私だってできないよ」「お願いだからやって」「無理だよ、会長はさっしだよ」と大揉めをしたほどです。結局僕が生徒会長をやることになったのですが、リーダー気質のない二人が会長・副会長になると果たしてどうなるのか?

 なんとかなってしまうものでした。なんとかなりましたが、なんにもしなかった(なんにもできなかった)僕を、副会長の彼女がめちゃくちゃ支えてくれていたんです。実質彼女が会長で、僕は平部員のような感じでしたので彼女の存在はとても大きかったんだなということがわかります。

 頭の良かった彼女とは勉強面でも毎回競い合い、生徒会では支えてもらったことで同級生の中でもかなり近くにいてくれた存在でしたので、直接結婚をお祝いできたことはとても良かったです。お祝いできたのも、こうやって式に招待していただいたからこそです。ありがとう!

 

 

 ありがとう!大切にする!

 数分で明るいキャラクターだとわかる旦那さんと、ウェディングロードをぎこちない足取りで一緒に歩く彼女のお父さんのおかげで笑顔溢れる楽しい挙式となり、それを終え披露宴会場へ移動すれば、僕たちは美味しい料理とお酒(ドリンク)が待ち遠しくて仕方がありません。

 乾杯のあいさつは旦那さんの会社の部長さんです。美味しそうな料理が目の前にあるので、『早く乾杯して食べさせて~』と会場の皆が思っていたと思いますが、乾杯前の部長さんのあいさつが僕の心にめちゃくちゃ刺さりました。

 

「これから先2人で楽しいことも辛いことも悲しいことも色々あると思います。すれ違いが起きて喧嘩をすることもあると思います。でもね、僕はある一つの言葉を意識して使うようになったことで16年間一回も妻と喧嘩をしていません。その言葉は何かというと『ありがとう』という一言です。」

 

 じわぁ~と涙がこぼれそうになり体もブルブルと震えるような感覚になりました。この部長さんすごい、こんな部長さんがいる会社がすごい!と思いました。

 このような感覚になった理由は意味があります。僕は今年の初めの『利根ヨットスクール』という工務店や流通店の先輩方がいる定例会で、今年の目標は「感謝の気持ちを持つだけでなく伝えていけるようにすることです」と言いました。この定例会のために作った目標ではなく、今まで生きてきた中で感謝を伝えきれていなかったことが多かったと感じたことでこれを今年は意識してやってみようと思ったんです。

 「ありがとう」もそうですし「いただきます」「ごちそうさまでした」もそうです。これらを意識したことで今年はいいことが続いて起きている感じがします。まだまだできていないことも多いのですが、大手企業に勤めていて人生経験が豊富な部長さんが実際に体験していることだから『ありがとう』という言葉の威力は莫大なのだと思います!

 

 もう一つ心に響く言葉がありました。お色直しのために会場を一旦出る際、付き添いのため彼女のおじいちゃんおばあちゃんが呼ばれ、その時におじいちゃんが二人に対して一言お話していた内容です。

「相手のことを誰よりも大切にしてください。友達よりも奥さん。親よりも奥さん。子供よりも奥さん。これは自分の親から何回も教わったことです。」

 皆のことを大切にするのは当たり前のことですが、これから一番近くで支えてくれるのは妻(夫)だから、それを忘れずに過ごしていってくださいということなんだと思います。おじいちゃんが伝えたいことも『感謝をする』ということなのではないのでしょうか。

 

 笑顔溢れる幸せいっぱいの結婚式でしたし、『ありがとう』という言葉の偉大さに改めて感じた時間でした。僕も普段の生活でも、松島匠建のお客様を幸せにする暮らしづくりに協力してくださっている多くの職人さんにも感謝を伝えていきたいと思いました。それが次々と伝染していくことで関わってくださっている皆さんがもっと幸せになるのではないかと感じています。

 

 結婚式の次の日「招待してくれてありがとね!」と彼女にメッセージを送ったところ、彼女からも「来てくれてありがとね!」という言葉をもらいました。これだけで僕は幸せです。菜々おめでとう、ありがとね、お幸せに!!

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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