168月

省エネで快適な高性能住宅選びのポイント!

高性能住宅に高性能設備は不要!

 夏涼しく、冬暖かな家は当たり前の時代に!

 猛暑日でも10畳用エアコン1台で家中快適!

 UA値0.31のお住まいで、先日お引き渡しとなった笠懸の家では猛暑日が続く中、10畳用のエアコン1台で家中快適となっています。

屋根、壁とも充填+外張りのダブル断熱、そして樹脂サッシと、私どもはそれらの外皮性能に加えて大事な高性能住宅の理念があります。

 今の時代、1年を通して快適な住空間を保つことは当たり前となっていて、夏の涼しさと冬の暖かさを確保するためには各社様々な工夫があると思いますが、性能値や設備の追及に走る事無く、以下のポイントも確認しましょう。

  1. 冷暖房空調設備には大きなコストを掛けない事(イニシャルコストを抑える)
  2. 設備の修理交換など、将来的にもコストが掛からない事(メンテナンスコストを抑える)
  3. 冷暖房の電気代、燃料代など光熱費用が少ない事(ランニングコストを抑える)

 断熱気密を疎かにして、全館空調などと設備にお金を掛けた高性能住宅などを選んでしまうと、今後のエネルギー危機に対応できないのは勿論、維持管理が大変となる残念な住宅になってしまいます。

 

 南面は軒の出を長くして夏は日射遮蔽し、日差しが傾く冬の日中には大開口の樹脂サッシの日射取得型Low-eガラスで、日射取得して太陽熱を取り込みます。

 


  

 設備にはコストを抑えた上での快適空間に! 

家中を快適に冷暖房するために、全館空調設備などの高い費用で設備すれば、どこの住宅業者でもできる事ですが、それは後々の費用を無視しての家づくりです。

私ども松島匠建では、6年前に建てた自宅兼体感ハウスでの実体感を始め、これまで建ててきた高気密高断熱の高性能住宅にて、真夏でも2.8kwのエアコン1台で家中涼しく過ごせる事の実績を得ています。

高気密高断熱の高性能住宅に取り組んで10年以上になりますが、UA値で現せばUA値=0.4前後からスタートして、徐々に性能のグレードアップを試み、最近はUA値=0.3の前半となっています。

1台のエアコンで夏冬快適にするには、まずはその「Heat20のG1グレード以上」の性能値が必要不可欠であり、加えて2階建ての場合は有効な吹抜けやエアコンの設置位置などの計画が必要となります。

「冷たい空気は下に、温かい空気は上に」なので、夏の冷房は上から、冬の暖房は下からとなり、冷房機と暖房機の設置位置は異なります。

 

 基本は「化石エネルギーに依存しない」という考え!

私どもの家づくりは、地場の木材と地域の職人で造る地域内循環の家づくりから始まり、それに加え10数年前からは、将来的に直面するエネルギー危機に備え「化石エネルギーに依存しない」パッシブな家づくりも加えてきました。

事実、ここに来てエネルギー危機が始まり、電気ガス料金は値上り続けています。

真夏でも真冬でも10畳用のエアコン1台で家中快適であると言う事は、夏用と冬用のエアコン1台づつ(計2台)で、1台10万円以下の設備費用で事足ります。

真夏はそのエアコンを24時間稼働していますが、ほぼアイドリング状態に近い稼働であり、1日中エアコンつけっ放しでも、消費電力は10kw(250円/日前後)程度です。

 

 畳奥のガラリ奥には床下エアコン(10畳用)の設置で、冬の暖房ですが、同じ10畳用エアコンでも、冷房より暖房の方が電気の消費は多くなります。

冬のエアコン暖房は別売のMAリモコンを設置し、タイマー設定の深夜電力利用で朝方稼働の、日中は大開口の窓ガラスから日射取得が基本となります。

 

  見落としがちなランニングコストとメンテナンスコスト

高額な全館空調設備で、初めは快適で喜んでいたものの、稼働すれば電気代が高額となり、10年20年後の修理や交換で更に高額な費用となり、後悔したという話はよく耳にします。

このランニングコストとメンテナンスとアフターのコストを抑えることは、とても重要な要素である事を忘れないで下さい。

空調設備の中でも難しいのが「換気設備」であって、熱交換型であることの選択は有りですが、ダクト式かダクトレス式かの選択となると、コストも含めてそれぞれメリット・デメリットがあり、ベストな選択が難しくなります。

弊社では熱交換式ダクトレスの第1種換気設備を採用していますが、ダクト式に比べ「ショートサーキットになりがち」のデメリットがあります。

但し、換気計画の基本は「気密がしっかり出来ている事」が前提ですので、今後もしっかり気密を施し、換気設備は模索が続く事となります。 

 


 

今や、「夏は涼しく、冬は温かな家」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などと言って高い費用を掛け、多くのエネルギーを使ってなら、どこでも誰でも可能なことです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。

 

気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 

 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。

 家づくりで後悔しないよう、上辺や見た目の部分だけで判断しないよう、しっかりと勉強することが大切ですが、頭でっかちになり過ぎると完璧を求めるあまり満足感が得られなくなり、それも不幸に感じます。

私どもの持ち味は地場の素材を活かしたてつくるエネルギー消費の少ない家であり、住まうご家族に喜んで頂き、幸せな暮らしができるような家づくりを心掛けています。

そんな私どもの持ち味に共感して頂き、住まい手も造り手もワクワクできる家づくりをしてみましょう。

 


夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!

 高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。

家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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