047月

水のパワー!

  不安な天気!

 こんばんは。今週に入ってようやく空調服を着始めた聖士です。

 外気温が体温を超えたら空調服は逆に体が危ないと去年あたりからよく耳にするようになりましたが本当にそう感じます。風を感じることで涼しく感じたり、汗をかいた服が風で冷やされることで体が涼しくなるのですが、暑すぎると熱風が体に当たり、体の体温が上がってしまうので熱中症のリスクが高くなってしまうんです。6月後半、7月序盤で各地で猛暑日を観測しているので、このままだと7月8月は暑すぎて空調服が着れなくなりそうです。何か良いものが出てこないですかね?

 

 暑さもヤバいですが最近群馬県では短時間で記録的な大雨が目立ちます。昔から夏の夕立というものはありましたが、ここまで頻繁だったかな?という感じです。日中暑い日の夕立はなぜ起きるのかというのは、物理現象としてしっかり説明できますので何も不思議な現象ではありません。

 太陽によって地面が暖められ、その暖かくて湿った空気が上へと昇っていくときに上昇気流が起き、上空で露点温度に達した空気が雲となり上昇気流に乗ってどんどん大きくなります。この大きくなったものが積乱雲というもので、もの凄い量の水分を含んでいるのでそれが一時的な夕立となって降り注いでくるわけです。

 この空気と水の動きって本当に凄いですし、自然のパワーを肌で感じています。偉大な自然のパワーによって災害は起きてしまいますが、極力起きないようにするための事前の対策って大切なことだなと感じます。

 

 

 

 水の威力!

 先日は水のパワーを感じるスポットに出かけてきました。

 群馬県片品村にある『吹割の滝』です。吹割の滝へと流れるこの川は岩を削ってできたもので、この写真でもわかるように川底も岩、両サイドも岩です。この岩は火山の噴火に伴って発生した火砕流が冷えて固まった凝灰岩というものです。

 そして有名な吹割の滝は、凝灰岩の割れに沿って水が流れ落ちている場所で、長い年月をかけて自然が作り出したものなんです。水の流れで川底の岩が削る取られている場所であったり、一時的に水が集中する場所の量や勢い・しぶきの形など、自然が作り出す美しさと面白さ、偉大さに感動しておりました。人工物ではなく自然が長い年月をかけて織りなす姿かたちって本当に凄いです。

 建築にも自然ならではのものを造形美として取り入れられるといいなと感じました。きっちりとした四角い柱ではなくこの世に一本しかない形の丸太の柱であったり、木の形を活かしたテーブルや棚であったりと。

 先日、中庭に小川が流れているある工務店の社長さんのご自宅を見学させていただいたときはとても感動しました。木や水など、自然のものが近くにあるだけで心がとても落ち着きます。僕も自宅に欲しいなと思ってしまいました(笑)。

 

 人工物もきれいで美しくていいですが、時には自然が形成したものを肌で感じる時間を作ってみると心がリフレッシュするのでおススメですよ!建築を通して身近に感じれれば最高ですね!

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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