このところ強い雨降りが多く、九州ではかなりの雨量となっているようで、まるで梅雨末期の天候のようです。
強い案の日には、我が家の周りでカエルの鳴き声が聞こえています。
「カリカリ・・・カリカリ・・・」と、歯ぎしりのような鳴き声のカエルが。
これは、天然記念物の「モリアオガエル」で、このわが家周辺にに生息するモリアオガエルは、少し違うらしいです。
そして数日前の雨上がり、我が家の屋根の軒樋に、白い泡が・・・
その正体は、モリアオガエルのたまごでした。
モリアオガエルは、池や水辺の木の上などに、泡状の卵を産卵し、オタマジャクシがかえると、水に落ちて生活を始める習性のカエルです。
雨樋では仕方がないので、卵を、近くの池のほとりに移し替えておきました。
九輪草の花も、咲きはじめました。
このカエルもともとは、約40年前まで、わが家で田んぼをしていた時に、その周りに卵を産みつけて、数多く生息していました。
40年前に田んぼを止めたのですが、このカエルは自分が育ったところにカエリ、卵を産む習性があり、田んぼを止めてからもその周辺に産卵していたのでうが、水がないために激減してしまいました。
その生き残りのカエルが産んだ卵を幾つか、我が家の池で育てたカエルが、今回の卵のようです。
カエルの寿命には詳しくないのですが、このモリアオガエルは、15年位生きているように思います。
モリアオガエルというように、身体は緑色で、メスは子供のこぶし大の大きさがあり、その二回りほど小さなオスが、メスの背中に乗って、散乱します。