こんにちは松島克幸です。
送れていた紅葉前線も南下し始め、週末の車の数は多くなっていますが、観光バスの数は少な目で、コロナ前の賑わいには戻り切っていないようです。
車での移動時間が無駄な時間と思っている私にとって、信号待ちや渋滞待ちでは、ついイライラしてしまい、車を運転することが適性とは言えない性格です。 そんな性格からのついアクセルを踏み込んでしまう運転に、歯止めを掛けなくてはいけないとは感じていても、なかなか修正できずにいました。
そんな車の運転が続いていたある日「もっと安全運転しなければ!」と思い、アクセル踏み込む前に「安全運転!安全運転!」と心の中で叫ぶようにしたら、これがとても良い効果となり、ここ最近は運転中の合言葉となった「安全運転!安全運転!」を唱えながらの運転となっています。
昨年末に完成お引き渡しとなった北橘の家のお庭も、植樹を始めとしてのお庭が整い、建物との調和を感じ、更に感じの良い外観となっていました。
お庭が整備され、秋を迎えた北橘の家
観測史上最高となる暑い夏となった今年ですが、今回は、断熱性能を高めても冬の無暖房より、夏の無冷房住宅の方が難しい理由について考えてみます。
北海道や本州の標高の高い地域を除き(断熱等級地域区分で言えば4地域以上)、夏の無冷房住宅を造ることは難しく、heat20のGⅢグレードまで断熱性能を高めても無理と思います。
真夏でも入るとひんやりして、エアコン無しで過ごせるのではと感じる土蔵くらですが、この蔵を改修して住まいや店舗とし、夏を実際に過ごすとエアコンは必須であることが分かります。
また、GⅡ、GⅢグレードの断熱性能の家はこの蔵以上に涼しいはずですが、実際には夏のエアコンは必須となります。ただし、エアコンの効きは良いので、弱運転でしっかり冷えます。
外気の影響を受け難い高断熱の家でも、実際に暮らす家では、家の内部から発する熱源があります。
それはまずは人であり、人体から発する熱量一般的には、1人100w(安静時はそれよりも低く約80W、運動などした時は高い)と言われています。
6人家族であれば、600Wの電気ストーブを付けているのに等しく、夏の電気ストーブはどうなるか想像してみて下さい。
人の他には、冷蔵庫や照明、パソコンなどの電化製品による発熱源があり、住まいには暖める熱源はあっても冷やす熱源はエアコンだけなので、外気の影響を受け難い高断熱のお住まいでも、夏のエアコンは必須となる訳です。
室内の熱源よりも、何十倍も強力な熱源が太陽の日射です。 夏の東西北の窓からは、一時的に日射熱を取り込んでしまうので、窓のない蔵が涼しい理由の一つです。
窓からの熱は、夏には出来る限り日射遮蔽を施し、日中の日差しが傾く冬は南の窓から有効に日射を取得することで、冬の無暖房は可能とも言えます。
但し、窓からは日射熱を取り込むことができる反面、夜間には熱が逃げてしまうので、日射の取得時はガラスのみで、日射が落ちたらカーテンやハニカムロールスクリーンにて内の熱を逃がさないようにすることが重要です。
弊社の家づくりの流れは、①お問い合わせ → ②大間々町の我が家(モデルハウス)見学と家づくりの話 → ③OB客様お住まい見学 → と、③までにて納得気に入って頂ければ家づくりのスタートとなる訳ですが、そんなお客様ご家族を北橘のお住まいにご案内しました。
ご案内といっても、実際お住まいにおいてのご案内はお施主様が全て説明して頂けるので、弊社に決まるまでの経過から、建築途中、そして住んでからの感想と、お施主様の生の声が聞けるので、それは何よりの実感となります。
光熱費の高騰も重なり、消費者は高気密・高断熱の高性能住宅に多くの目が向けられるようになってきました。 当然、造り手業者も高性能に目を向け性能値を上げていますが、GⅡグレード、GⅢグレードの家と、売るがために断熱性の数値求めに終始してしまう業者もあるようです。
断熱と気密は一体なので、断熱材の厚みばかりを上げて断熱性能を高めても気密はそこそこで良いとか、日射取得や日射遮蔽を疎かにしての高性能、或いは機械設備頼りの高性能住宅では、性能・性能値だけ満足なお住まいとなりますので、高性能を求める住まい手さんは、最低限の知識を持っての業者選びが大切です。
最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。
新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。
今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。
私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。
快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。
気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!