283月

同じ想いのその先には!

  塩分は控えめで!

 こんばんは。ある日の夜、妹に連れられ前橋にある妹おススメのイタリアン料理屋さんで美味しいものをたくさん食べてきた聖士です。

 お店の中はオシャレで料理も一品一品にこだわりを感じるお店でした。店主もスタッフさんたちも笑顔での対応でしたのでとても良かったのですが、美味しすぎて何品も頼んでしまったので満腹、さらには塩分と油の取り過ぎで胃がやられました。

 妹も同じくお腹が少し気持ち悪いと言っていて、駐車場まで歩いている途中で

「胃がなんか気持ち悪いからスッキリさせたいね。茶でもしばきに行くか!」

と突然ヤンチャな言葉を発したことにビックリして

「そーですね、茶でもしばきに行きますか!」

と僕もヤンチャな言葉をつい発してしまいました。車で向かった先はスターバックスです。いつもは甘いものを頼んでしまうのですが、その日はお腹をスッキリさせたかったのでティー系のものを頼みました。スターバックスのドリンクはどれも美味しいですね!しかし、美味しさは満腹時の気持ち悪さには勝てません。腹7~8分目がやっぱりいいんだなと感じた出来事でした。

 欲張りはせず、ほどほどにが大切です!

 

 遊具再建プロジェクト!

 今日は、笠懸町にある子ども第三の居場所『おむすび堂』の遊具の製作、進級・卒業祝いイベントに参加してきました。おむすび堂は、数年前にみどり市産の木材をふんだんに使って松島匠建で施工した建物です。子供たちが週に3回ほど学校終わりに利用する施設で、子供たちが遊べるように昨年末まで庭には大きなディスカウントストアで売っていた遊具が置かれていました。

 しかし、それはずっと外で雨風にさらされた状態でしたので足元が腐ってしまい、安全面が確保できないということで解体をしていたんです。僕はちょうどその時、用がありおむすび堂に伺い、担当の方から

「これがちょっと腐ってしまいまして。。。知り合いの方で遊具を作っている方とかっていらっしゃいますか?」

と相談を受けました。そういう方は僕の知り合いにはいなかったのですが、一つ案が浮かんだんです。

「今度おむすび堂の見学会がありますよね。その時来てくれる方の中に大工さんがたくさんいるのでその方たちに相談してみましょうか?」

 見学に来るのはわたらせきになる会ともくしるべのメンバーです。この2つの会は以前ブログでも何回か紹介していますが、群馬の木を知り活用していこうという目的を持った会です。おむすび堂はみどり市産の木材を使った建物ですので、その取り組みをいろんな方に知っていただくためにも見学会が行われました。

 

 昨年末に行われたこの見学会の時に、みどり市産の木材でオリジナルの遊具を作りたいんですというお話を皆さんにしてみたところ「いいですね!できる限りやってみましょう!」と前向きな意見をいただいたので、おむすび堂の皆さんと相談しながら準備を進めていきました。

 こども会議に参加してどんな遊具が欲しいのかを聞いてみたり、大工さんたちに協力してもらいどんな遊具なら作れそうかなど何度も会議を重ねました。時間も限られており、皆さん他の現場仕事などで忙しい中『子供たちのためにワクワクする遊具を作ってあげたい!!』という気持ちでしたので今日の遊具完成に向けてたくさんのことを考えて、動き回ってくれたんです。

 僕の曖昧で楽観的な考えのせいでたくさんの方に迷惑をかけてしまい、自分の力不足に反省をする毎日でした。経験不足で何もわからない僕にいろいろなアドバイスをくれ、協力をしてくださった南雲建設の南雲さん、剛工務店の生形さん、材料を提供してくださった木村木材さん、相談にのってくれて材料を提供してくれた父には大変感謝をしております。ありがとうございました。

 子供達のため!にという思いで動いてきたし、子供たちも遊具の案をだしてくれることに協力してくれたので、完成は子供たちとも協力をしてやりたいねという話になり、おむすび堂さん側もそれに賛成してくださったので、今日のイベント当日は大人も子供も一体になって皆で協力をして完成させることができました。

 みどり市産の木材を使って作ったオリジナルのアスレチック遊具は、木材保護のための自然塗料の塗布やインパクトドライバーを使ってのボルトの固定などを一緒にやりました。自分の服の汚れを気にすることなく積極的に塗装に協力してくれてとても助かりましたし、皆楽しそうに塗ってくれている姿が印象的でした!

 オリジナルの顔出しパネルはデザインは全て子供たちにお任せをしたので、指定された形・大きさで穴だけをあけておいて、あとは全部子供たちのオリジナルデザインです。下書きをして色を付けて完成したものは完全オリジナルで唯一無二の『おむすび堂顔出しパネル』となりました!

 

 完成するまで、子供たちに喜んでもらえるかということがとても不安でしたが、形が出来上がると早速遊具に群がってたくさんの子供たちが笑顔になって遊んでいたんです。この光景を見た時には、色々大変なことがあったけど子供たちのこの笑顔のために本当にやって良かったなと思えたんです。

 子供たちの嬉しそうな笑顔を見れただけで今日は大満足でしたが、この景色が見れる裏にはおむすび堂のスタッフの皆さんの協力、子供たちをこのイベントに送り出してくれた親御さんたちの協力があってこそです。暑いからとアイスを買ってきてくださったり、皆が楽しく作業できるように見守ってくださった多くの方の協力がなければ今日は成立しませんでした。

 同じ想いを持った人たちが同じ方向を向いて、やりたい方向へ向かっていくと皆が幸せになる瞬間が訪れるんだなと今回の遊具製作を通じて感じました。また僕自身、今回のおむすび堂遊具再建プロジェクトで自分の未熟さを感じたとともにたくさんのことを学び、大きな経験をさせていただきました。人のために!という想いも大切だし、それ以上に大切なことは『感謝をすること!』です。これからも感謝の気持ちを持ち、言葉や行動で表現をして伝えていければと思います。

 協力をしてくださった皆さんありがとうございました。ちはや会、そしておむすび堂のスタッフの皆さん本当にありがとうございました!素晴らしく素敵な1日を過ごすことができたし貴重な体験をさせていただきました!

 

ブログを読んでくださりありがとうございます。

松島匠建㈱ 松島聖士

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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