群馬県みどり市の工務店 松島匠建代表 松島克幸です。
12月も既に後半となり、2018年も残すところあと少しとなってきました。
温かであった11月、そして12月は前半が真冬並みの寒さで、中盤が小春日和、そしてクリスマス頃には寒波が来るという予報です。
私どもの住まい兼体感ショーハウスでは2台のペレットストーブが設置してあって、自らペレットストーブの温かさや使い勝手を体感・体験し、お客様にお勧めしています。
季節はいよいよ暖房が活躍のシーズンとなりました。
そこでまず、薪ストーブとペレットストーブの違いや、それぞれのメリット・デメリットをお話しします。
薪ストーブとペレットストーブ共に直火を焚いての暖房器具であって、火の炎を見て感じて温まる、味わい深い暖房であります。
薪ストーブの利点は、何といってもその火力のパワーです。
吹き抜けの大空間を温めるには最高の暖房であって、断熱気密の高いお住まいでは暖まり過ぎて、真冬でも半袖の生活ができます。
なので、断熱気密の低い隙間風が入ってくるようなお住まいには最適な薪ストーブです。
逆に薪ストーブの欠点デメリットは、まずは薪の手配です。
ホームセンターなどで薪を購入する事も可能ですが、それには結構な費用が掛かってしまいますので、自分で薪伐り・薪割りができる方にはお薦めです。
そして、煙突から出る煙と煙突掃除の手間です。
薪ストーブは煙突から結構な煙が出ますので、町中の住宅街では近所迷惑となる場合があり、その辺の配慮も必要です。
また、定期的な煙突掃除も必要であって、屋根上や高所での作業となってきます。
ペレットストーブの利点は、薪ストーブに比べて燃料の調達し易さ、着火のし易さ、燃焼の灰が少ないので掃除が楽、煙突掃除も年1回と楽、煙はほとんど出ないので、近所迷惑の心配なし、などが挙げられます。
ペレットストーブのデメリットとしては、薪ストーブより火力が劣る、電気が必要なので停電時には使用できない、などがあります。
ペレットストーブの燃焼空気は外部から取り込むFF式の燃焼方式なので、気密性能の高いお住まいには最適であり、気密の良い住まいで薪ストーブを設置するには「外気導入」が必須であることになります。
暖房器具の暖房方式には大別して2種類のタイプがあります。
一つには「対流式(温風式)」で、エアコンやファンヒーターなど、風を送って空気を対流させ、温度を暖める方式で、早く温度を上げることができますが、快適性に欠けます。
あと一つには「輻射式(放射式)」で、パネルヒーターや光冷暖など輻射熱(放射熱)によって、じわじわと暖かさを感じる快適な暖房方式ですが、即暖性には欠けます。
薪ストーブは「輻射式」が主流でありますが、ペレットストーブには「輻射式」と「対流式(温風式)」の両方があって、両方に機能が付いているものもあります。
当社でお勧めのペレットストーブは!
この ↓ ペレットストーブ 山形の山本製作所の「ほのか」で当方1階の事務所に設置してあります。
自動着火で、1~4までの燃焼レベルがあり、1と2は輻射方式で、3と4は温風方式です。
着火と共に早く室内を温めたい場合は温風の3又は4で、その後は1又は2で輻射の温もりとして、快適な温かさを提供してくれます。
サイドパネルのカラーは7色あって、「黒」「朱」「胡桃」「きなり」「うぐいす」「灰青」「どんぐり」のラインナップです。( ↑ 当方設置のカラーは胡桃)
そんな私どもでは、このようにペレットストーブを設置して、実際にお客様にペレットストーブの温かさや使い勝手をお話しし、設置のご希望があれば業者を紹介しています。
ペレットストーブのちょっとしたブームもあって、そんな問い合わせをシーズンにいくつか頂き、今シーズンでは初のペレットストーブ設置を昨日行ってきました。
場所は群馬県みどり市東町の築1年の新築のお住まいで、設置機種は「ほのか」でカラーは「どんぐり」でした。↓
ちなみにこのタイプのペレットストーブの購入価格ですが、設置費含めて50万円(税抜)程度です。
また、みどり市では新規にペレットストーブを設置すると、 10万円の補助が出ますので、みどり市在住の方は、ペレットストーブの設置と合わせて補助金のご利用をご検討ください。
群馬の冬は寒いですが、冬も温かな松島匠建体感ハウスです。
その温かさと、気持ち良さ、そして暮らしやすい造りをご見学ご体感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!