ホームランを打ちたい!
こんばんは。先週の草野球の試合ではホームランを狙いすぎてスイングがおかしくなり、ノーヒットに終わった聖士です。
三振をしてもエラーをしても怒られないのでとても楽しいんです。何をしても良い雰囲気のチームなので、せっかく試合に出るなら柵越えのホームランを打ちたい!と欲張ってしまいます。しかし、僕は昔からそういうタイプのバッターではないので、いつもと違うことを練習してないのにできるはずがありません。
でも、少し目立ちたい(笑)。きれいなセンター前ヒットも狙いつつ、あまい球はライトスタンドに放り込むイメージを持って打席に立とうと思います!楽しくできる野球は最高です!
ネオマフォーム!
水曜日は、ネオマフォームの外張り断熱講習会とネオマの家の見学会のため茨城県まで行ってきました。松島匠建の基本仕様はEPSボードの外張り断熱が基本仕様なので、ネオマフォームの外張りはほとんどやったことがありません。
基本仕様とは異なるネオマフォームの講習会になぜ参加したかというと、外張り断熱の基本的な考え方と施工の仕方を学びたいと思ったからです。午前中は壁・天井に充填と外張り、基礎内断熱でネオマフォームが使われており、人間の快適な生活空間を実現させようという設計で造られたネオマの家の見学と、同じ敷地内にある展示棟内での座学研修でした。

ネオマの家は、他の工務店さん方が行っているのを何度か見ており、どんな感じの建物なのかずっと気になっていましたので、初めて体験できるということにワクワクしておりました。外の気温は38℃近かったですが、室内は4kwの小屋裏エアコン一台の稼働で全室ほぼ同じくらいの気温で過ごしやすかったです。室内には20人ほどの見学者がいたので、20人からの放熱で室内の温度は下がりにくかったですが、どこにいても同じような温湿度だということを体感できたことがとても良い経験になりました。

小屋裏エアコンでの夏の冷房方式と、床下エアコンでの冬の暖房方式、換気の方法や庇や外付けブラインドでの日射遮蔽の方法など多くのことを学ぶことができました。床下エアコンや大きな軒の出による日射遮蔽などは松島匠建でもやっておりますが、改めて省エネルギーな暮らしにするための空調方式やパッシブな設計の重要性を再認識できました。
小屋裏エアコンは難しそうでやったことがないのですが、工夫次第でエアコンからの冷たい空気が直接体に当たらないようにできたり、一台で各部屋に送風することができるのはとても良さそうです。良い方法ですが、真似だけで採用してしまうと結露が起きたり、全体が冷えなかったりが起こりやすいと色々な方から聞いているので、勉強していかなければいけませんね。
空調計画に関しては色々な方法が出てきているし、各会社さんで凄い画期的な方法を生み出しているので、それらを参考にしてみることも今後は必要になってくるかなと思っています。ただ、松島匠建の基本的な空調計画としては、吹き抜け部分での壁掛けエアコン一台と床下エアコン一台、計二台ですのでイニシャルコストもランニングコストも抑えられるのでとてもいい方法であると思っています。お客さんからも好評です!
午前は座学でネオマフォームのことからビスのこと、気密処理に大切な現場発泡ウレタンのことなど多くの学びがありました。午後は午前に学んだ事の実技演習です。大工さんによる外張り断熱工事の実演はわかりやすかったので、座学だけでなく実演があったことはとても参考になりました。しかし30℃越えの中での実演でしたので、予定よりも早く進めて早く終わりました。その中でも重要なところはしっかり説明してくださったし、参加した皆様からの質問にも答えてくださったおかげで短い時間ではありましたが多くのことを学ぶことができました。
あとは、教えてくださったことを参考に現場で実際にやってみて、水の侵入の処理や細かな納まりなど、気を付ける部分をやりながら覚えていければいいなと思います。そして、大工さんたちにもしっかり伝えて協力業者の皆さんに情報共有をして、皆でいい建物を今後も作りあげていきたいです。

ブログを読んでくださりありがとうございます。
松島匠建㈱ 松島聖士