089月

台風一過

ゆっくりした動きで関東を直撃するという「台風9号」には、大雨と強風による被害が予想され、非常にやきもきさせられましたが、伊豆半島をかすめて神奈川に上陸し、埼玉→群馬→栃木と関東の西よりの地域を北上して過ぎ去りました。

台風の中心が午前9時頃に我が家の近くを通過しましたが、その頃は雨は小降りに風は静かになり、「台風の中心は穏やか」という事を、実際に感じました。

今回の台風で被害が大きかった地域は、台風が接近する前の雨雲による大雨が降ったであって、群馬県では西の地域に被害が集中しましたが、この辺(群馬の東部山沿い)でも300mmほどの雨量を観測し、河川の水もかなり増水しました。

7日夜、台風の上陸前に急に風雨が激しくなり始め、昨年完成の登り梁の家では「雨漏り」が発生しました。
出し桁
翌日、現場を確認したところその原因は、「渡りあご」により外部に露出てある「出し桁」に雨が注し、その桁材のビビ割れを伝わって雨が内部に侵入してしまったようでした。

たとえ台風による横殴りの雨であっても「雨漏り」は防がなくてはならない事であるわけですが、この構造材を外部で現しにする「出し桁」の、意外な盲点を知りました。

この登り梁の家の内部は「左官仕上げの真壁造」なんですが、これが現在一般的な「大壁造クロス張り」の内部仕上げであれば、このような雨漏りは容易に表面にあらわれ難いので、知らずにして雨漏りを放置している場合もあり、見えないところで住まいが傷んでいる事となります。

構造材を見せる「真壁造」と、構造材を隠す「大壁造」では、見た目以外でもこうした点にて違いがあらわれる、ということが言えます。

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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