147月

トンネルの先には!?

  念願のSUPだったが、、

 こんばんは!先週の日曜日にSUP(スタンドアップパドルボード)に初挑戦してきた聖士です。

 栃木県大田原市にある有限会社那須住宅の益子さんが、先日「中禅寺湖でカヌーやらSUPをやる機会を計画しますのでやりましょう!」と声をかけてくださったおかげで念願のSUPをやることができました。

 しかし冷たい水の中に入るのが嫌いな僕はほんとに少しだけしか乗りませんでした。小中学生の頃のプールの授業の最後の方に設けられる自由時間は、みんながプールの中でボール遊びをしていたり大きなボードに乗って楽しんでいる中、タオルにくるまってプールサイドで休んでいたという少数派の人間なんです。

 ですので落ちないように気を使ってSUPを漕いでいたんですが、気が付いたら無意識にUターンをして出発地点の岸の方向に進んでいました(笑)。SUPを漕いだ距離はほんの100m程で、落ちないようにしながらのSUPは面白くないことに後々気がつきました(笑)。なので次やるときは落ちてなんぼ精神で思いっきり楽しみたいです!

 

↑丸山拓也さん撮影!解放感抜群。


 

 ルート120!

 高校生まで住んでいた東町にある家や祖母の家がある足尾町から中禅寺湖までは車で30~40分程で行けると思うのですが、今まで行った記憶がないので今回が初中禅寺湖でした。涼しくて開放感全開の素敵な場所でした。

 大間々の家から中禅寺湖までは1時間程で行けるのですが、先日は敢えて今住んでいる倉渕から倍以上(2時間30分)時間をかけて向かいました。なぜわざわざそんな大変な計画をしたかと言いますと、金精峠を超えて日光へ向かいたかったからです。

 僕は冬にスノーボードをやります。群馬と栃木の境界付近にある丸沼高原スキー場にも行きます。冬の期間は丸沼高原スキー場までは車で行けるのですがその先の金精峠は通行止めになってしまうんです。通行止めの標識を見るたびに「この先にはなにがあるんだろう?通ってみたい!」という怖いもの見たさのような感情になります。そしてやっと通れる機会がやってきたので時間はかかりますがこのルートを選びました。

 

 一人で山道を2時間30分の運転は正直しんどかったですが、このルートを選んで良かったです。金精峠の片品村と日光市の間には全長755mの金精トンネルがあります。このトンネルを抜けた先の景色に圧倒されました!凄く綺麗でした。

トンネルに入る前の景色と出た後の景色が全く違うスポットって結構ありますよね。関越自動車道の関越トンネルの場合、冬は群馬と新潟で積雪量がまるで違って別国に来たかのように感じます。

 

 人それぞれおすすめスポットもあるのではないでしょうか?僕のおすすめのトンネル出口絶景スポットはわたらせ渓谷鉄道の神戸ー沢入駅間にある草木トンネルの沢入駅側の出口です。CMにも使われているスポットでもあるし、列車の運転手さんもお客さんに景色を楽しんでほしいため速度を落として通る場所でカメラを構えて待っている人もたくさんいます。中学生から高校生まで毎日のように通っていましたがいつも綺麗だな~と思って見ていました!

 

 

 トンネル!

 金精トンネルを抜けた先の絶景を見たことによっていろんなトンネルを考えてしまい、すごく深いなと感じたんです。トンネルの先には何が待っているのか気になりワクワクすることもありますが、怖い話でトンネルが使われることが多く、梅田第〇トンネルや松〇田トンネルといった心霊スポットにもなっていてお化けはすごく怖いのでどちらかと言えば僕はトンネルは嫌いでした。

 

 表現の仕方はいろいろありますが、比喩として

『真っ暗闇のトンネルに迷い込んでしまい、お先真っ暗でなかなか抜け出せずに時が進んでしまっている』

というようなマイナスな表現で『トンネル』は使われることが多いと思います。

 僕は今まで野球や勉強、運動でいくら進んでも出口の見えない真っ暗闇のトンネルから抜け出せなくなった経験が何回もあります。『スランプ』というやつです。野球でいえばバットに球が当たらない時期。勉強でいえば成績が伸びない、もしくは下がっている時期。

 

 しかし、ジブリ映画では変化が起きる際によくトンネルが使われているので、それを含めて考えてみるとトンネルの中に迷い込んだ時点で新しい世界へのきっかけが開始します。ですので『トンネル』という比喩はプラスの表現として捉えて全然いいと思うんです。

 

トンネル内は真っ暗という印象がありますが、実際は照明があるので立ち止まることなく進むべき方向へ進むことができます。たとえ暗くても自分自身の整備をしっかりとしていれば前を照らすことができるので変な方向へ進むことはないはずです。整備不良があれば途中で方向が分からなくなり路頭に迷ってしまいますが、それは整備できていなかった自分の責任です。

またトンネル内は基本的に駐停車が禁止なので、立ち止まってはいけません。長いトンネルなどは非常用の駐車帯があるので、時には立ち止まって落ち着くこともできます。長ければ長いほどいつ抜けることができるかわからない恐怖と不安があるので一旦落ち着いてみることも大切なことだと思います。

道幅も狭いですのでUターンをして入口に引き返すこともできません。崩れそうなトンネルやいかにもヤバそうなトンネルは入らないことが一番の方法ですが、もし入ってしまった場合は引き返すことも必要ですので、必ずしも引き返してはいけないわけではないです。

 そして、トンネルには入口があるので必ず出口もあります。出口に近づけば明るい光が徐々に見えてきます。出口の光が見えなくても焦る必要はないんです。そのトンネルがとてつもなく長いだけ、もしくは出口の前がカーブしていて今いる地点からは出口が見えないだけで速度はそれぞれ違いますが、諦めず進んでいればいずれは出ることができます。トンネルを抜けた先には明るい未来である可能性もあるし、そうでなく変化のない未来である可能性も十分考えられますが、抜け出さない限りどんな未来かもわかりませんよね。

 抜けた先がとても明るかった場合めちゃくちゃ感動します。皆さんが体験しているリアルな世界のトンネルの先の絶景を思い返してみてください。「うわぁぁぁ、すっげぇぇぇ!」と声を出し目をギラつかせそして思いっきり深呼吸をしていたと思います。

 

 

 僕は悩みのトンネルに入ってしまうと今までは「いやだな~」とか「つらいな~」とかマイナスな感情になってしまいましたが、今回の金精トンネルの先の素晴らしい絶景を目にしたことですごく良いことを考えるきっかけになりました。

 今の僕は出口が見える短いトンネルに出たり入ったりを繰り返しています。ちっぽけな悩みの連続です。しかしいくつもトンネルに入っているのでそのたびに自分自身を変化させるきっかけとなっていることが実感できます。

 

 お化けが出そうなのでトンネルは嫌いでしたが、勝手ながら僕の中ではトンネルというものは必要不可欠なものになったしワクワクするものに変わったことで好きになりました。好きだけど行くか行かないかは自分の気持ち次第だと思います。まだ大きくて長く真っ暗な巨大トンネルを経験したことがありません。そこを抜け出すには相当な苦労や葛藤があると思うのでなるべくなら経験したくないなと思いますが、抜けた先の今まで見たことのない大絶景も気になります。他の人が見たことのない景色を見たいというような欲はかかず、チャレンジをし続けて常に新しい自分になれるようこれからもコツコツと努力をしていきたいです。そしてポジティブ思考で物事に取り組んでいきたいです!

 ↑こんな絶景たくさん見れるといいなぁ!

 

ブログを読んでくださりありがとうございます!

松島聖士

 

中澤建設㈱ ホームページ


 

Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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