多々良の家は内壁の塗り壁が始まりました。
塗り壁の材料は、
アトピッコハウスの「パーフェクトウォール」と珪藻土の「はいから小町」
ここではお施主さんがセルフで塗り壁を行いますが、
勿論まったくの素人で初めての体験なので、
私が全面的にサポートしています。
塗り壁作業の手順は、
1.柱や梁に養生のテープとメッシュ張り
2.ボードの継ぎ目やビス穴にパテ埋め(パテ材はパーフェクトウォール)
3.パテが乾いたらサンドペーパーで擦り平坦に
4.珪藻土はいから小町の場合、しーラー塗り
5.仕上げ塗り
パーフェクトウォールは塗り厚1~2mm、はいから小町は2~3mm
どちらの材料が塗り易いとは、それぞれ特徴があって一概にいえません。
パーフェクトウォールは、薄塗りで材料が伸びるのですが、
乾きが早く、時間をおくと表面が乾いてしまうので、
塗りながら一発で仕上げていく材料です。
はいから小町は、乾きは遅く何度でも鏝を当てることができるのですが、
材料の骨材が粗く、塗り厚を均一にすることが難しい材料です。
お施主さん、仕事が休みの日には塗り壁作業頑張っています。
始めは上手に塗ることができなくて、不安があったようですが、
回数を重ねる度に上手になり、徐々に調子がでてきたようです。