こんにちは、松島克幸です。 6月初めに行った健康診断の結果が送られてきましたが、例年とほぼ横ばいの結果でした。 健康維持のトレーニングを始めて約1ケ月後の検診でしたが、1ケ月程では結果が目に見えないことが分かり、生活習慣の大切さを実感しています。
梅雨も後半を迎え、昨日は梅雨の晴れ間となり、今年一番の暑さとなったところがありました。 梅雨の晴れ間といえば湿度が高めのため蒸し暑く、気温以上の暑苦しさとなる事が多いですが、気温25℃でも不快に感じ、或いは気温30℃でも不快に感じないと、それは湿度の違いにあります。
人間は他の動物に比べて暑さに強いと言われますが、それは汗をかくからであるが、更に突き詰めれば、かいた汗が乾いた時に身体が冷えるからです。
下の図は、温度22℃の場合の乾燥空気1㎏に含まれる最大水蒸気量=飽和水蒸気量(17g)
そして温度22℃の時に12gの水蒸気量が含まれている場合=相対湿度12g÷17g=70%
相対湿度(一般に言う湿度)が高ければ、汗をかいても乾かないので体を冷やすことができず暑い!訳です。 しかし日本の天気予報は暑さを気温のみで現し、視聴者に正しい知識を与える事を怠っています。
エコハウスのウソ(東京大学准教授 前真之著)日経PB社発行 より引用させて頂いてます。
「かいた汗が乾くと体が冷える」=「水が蒸発すると熱が奪われる!」からです。 この気化熱による温度降下を利用して湿度を計るのが「乾湿球温度計」で、50年前はこれがスタンダードな温度計でした。
乾球温度計(左側)は、いわゆる普通の温度計で、湿球温度計(右側)は、普通の温度計の先端を、湿ったガーゼで包んだものです。 水が蒸発するときに、乾球温度計と湿球温度計で起きていることをみてみると、湿球温度計の先端では、水が蒸発しているので熱が奪われ、そのため、湿球温度計のほうが温度が低くなります。
乾湿球の温度差が大きいほど湿度が低く、温度差ゼロの時は「湿度100%」となり、この事は下図の空気線図にて表現されます。
縦の直線が乾球温度、斜め右下に向かう直線が湿球温度、右上がりの曲線が相対湿度です。
露点・飽和水蒸気量については過去のブログ記事「結露はなぜ起こる?」もご参考下さい。
日本ではとかく気温だけで暑さを示してしまっていますが、アメリカでは湿球温度の快適上限(夏の)が21℃だそうです。 以下例として同じ湿球温度(21℃)で、乾球温度差ある2つの湿度です。
A. 乾球温度21℃、湿球温度21℃=湿度100%
B. 乾球温度30℃、湿球温度21℃=湿度約45%
ここで言いたいことは、例え気温24~5℃でも湿度が90%以上の多湿になると快適でなくなり、気温30℃でも湿度40%以下のカラッと天気となれば、快適に感じるようにもなるものです。
一年中気温の高いエチオピア・デュレダワと、夏の高温が続くエジプト・カイロですが、共に高温でも湿度が低いために日本の夏の様な暑さではない。
日本は夏も冬も厳しく、夏には温度を下げるか、湿度を下げるかのどちらかが必要である。
↑ エコハウスのウソ(東京大学准教授 前真之著)日経PB社発行 より引用させて頂いてます。
当ブログで度々わたしは、「湿気の多い時には窓開けしないでしっかり除湿して下さい」と言っていますが、それはカビ対策は勿論のこと、湿度のコントロールは快適に過ごすための大切な要因であるからです。
最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。
新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。
今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。
私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。
快適に過ごせる高性能住宅設備で大切なことは、初期費用、ランニングコスト、設備交換時のアフター費用に付いても、しっかり見極めることが重要となってきます。
気候変動が顕著となってきている昨今、私どもは10年後20年後の未来も見据えて、今も将来もこの家で良かったと思える住まいを造っています。 家づくりをしっかり勉強して、多くの業者を訪ねた末に私どもを訪ねて頂くと、最後の答えが見つかります。
夏も冬も雨の日も快適な私どもの体感ハウスです!
高性能な断熱気密性能と、無垢の床板と珪藻土の気持ち良さが分かる松島匠建の体感ショーハウスへ、どうぞご来場下さりその気持ち良さと、夏の涼しさ、冬の温かさ、雨の日の爽やかさをご体感して、ストレスフリーを実感して下さい。
家は3回建てないと満足した家が造れないと言いますが、松島匠建は1度目で納得!満足!のお住まいを建てることをお約束いたします!