茶道の精神!
こんばんは。気が付けばもう8月。気温40度、トリプル台風、記録的短期間大雨警報、津波などなど、命の危機や災害などがいつどこでやってくるかわからず、ニュースを見るたび怖いなと思っている聖士です。
日本では今週だけで2回も気温が40度を超えた地点がありました。近くの桐生市では毎日のように40度近くまで気温が上がっているみたいです。今週は地元のみどり市東町で増築工事をやっておりましたので、桐生市などの街中と比べたら3~4度涼しく感じたと思います。しかし、暑いことには変わりありませんでした。
左官屋さんや屋根屋さんは桐生や前橋の方での仕事があったそうで、話を聞いてみると「まじで溶けるかと思ったよ。」と笑いながら言っていました。異常すぎると人間って笑っちゃうらしいです。体調など何ともなかったから今も仕事ができているし笑い話にできますが、もし熱中症にでもなってしまったら本当に大変です。事前の対策と無理をしない・させない勇気というのもこれからはとても大切になってきそうです。
桐生は暑い、暑いと言われていますが、水曜日の朝一で桐生のお客さんの家の庭の草刈りをやってきました。趣味を楽しんだり一人でゆっくり過ごすために、少し前にセカンドハウスとして中古住宅を購入したお客さんです。「80歳超えると色々と大変なのよ」と言ってはいますが、80代には全く見えずとても元気で、お会いするといつも「あら、聖士さん元気だった?」と笑顔で話しかけてくれるんです。僕からしたら桐生のおばあちゃんのような存在です。
この暑さで一人での庭の草刈りはとても大変ですので毎年父と2人でお手伝いに行っています。雑草はあっという間に伸びてしまい、春から秋にかけて刈っても刈っても気が付けばボーボーです。今回だいぶスッキリしましたが、またすぐに伸びてしまいそうですよね。こいつらは本当に根性があります。何度打ちのめされても負けじと這い上がってくるくらいの雑草魂を僕も持ちたいくらいです。
草刈りをしてくれたお礼にと、お客さんの趣味であるお茶『お抹茶』をたてて入れてくださいました。

母方のばあちゃんも趣味でお茶をやっていたので家に遊びに行くと、お茶をたてて飲ませてくれました。いただくときの作法をばあちゃんが教えてくれたこともあったのですが、その時はよくわからず言われた通り何も考えずにやっていたんです。先日、お客様から作法を教わった時に、「ばあちゃんもこんな感じのこと言ってたかも、、、」と少し思い出したんです。
お茶に感謝する。入れてくれた方に感謝する。茶碗に感謝する。感謝の気持ちを言葉と行動に表すこと、これが茶道というもの、日本の伝統的な作法なんだなと感動しました。茶碗も一つ一つ違います。職人さんによる手作りです。値段が安い・高いという価値の差はありますが、一つ一つ丁寧に作られたものですので素敵な柄を眺めながらお茶も美味しくいただきました。『感謝』やっぱり大切だなと改めて実感しましたね。
