こんにちは。無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
45℃の低温乾燥「愛工房」について見聞きし、素晴らしい乾燥機である事は分かりました。
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Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり
愛工房サミットに参加して、そして愛工房の発明者伊藤好則氏の著書「樹と人に無駄な年輪はなかった」を読み、杉の素晴らしさを再認識することができました。
10月11日(日)東京板橋にて「愛工房サミット」に出席しました。「愛工房」とは45℃の低温にて木材を乾燥する乾燥機のことです。
わたしのところでは、毎年木材を伐採し、製材して桟積み乾燥のストックを繰り返しています。
そして今年も、杉と桧の材の桟積みストックが進行しています。
材のストックは、柱や梁などの構造材と、垂木や間柱などの小割り材、そして厚く挽いた無垢板材などとなっています。
一年目は露地にて、波板で雨と日除けをしての桟積み天然乾燥です。
先月の18日の日曜日は、旧暦の9月1日。 丁度半月前が十五夜の月見でしたので、18日は新月だったのです。
最近「新月伐採」が良いと言われています。 化学的な根拠はないようですが、昔から新月に伐った木は、虫が付かなくて木割れも少ないそうです。
良いことはできるだけ取り入れようと、私のところでもできる限り新月に近いところで伐採を行っていますが、虫が入り難く、木の色艶も良いように感じられます。
新築~リフォームと、建築現場が忙しくてなかなかできないでいた、「葉枯らし材の搬出作業」が今週半ばから始まりました。
杉は乾燥し難い木材なので、伐倒して枝葉をつけたまま山でねかして乾燥させる「葉枯らし乾燥」を施し、乾燥を促進させます。 その「葉枯らし乾燥」を行うと木材の色が綺麗に仕上がるといわれますが、時期や伐倒の条件などにより、乾燥状況にも大きな差が生じます。
そんな杉、そして檜のストックを毎年行っている私どもですが、今シーズンは例年より早めに乾燥ストックが始まっています。
葉枯らし乾燥、製材、桟積み乾燥と進む、今年の木材ストックも、一段落の区切りが付きました。 今年は例年より多目のストック量となり、桟積み乾燥の山もにぎやかです。