松島匠建代表 松島克幸です。連日の投稿になります。
前回の熊谷のお住まいについて、エアコン1台でも快適ですとの声を聞きましたが、今回はその補足として実際の室温と体感温度とに違いについてです。
断熱性能の高い住まいと、性能の低い住まいにおいて、真夏の室温が同じでも体で感じる温度は違うという、その訳をお話しします。
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Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり
こんにちは。無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
ここ1週間ほど、真夏日、猛暑日の暑い日が続いています。
パッシブデザインでは、「屋根の軒を深く取り夏は日射遮蔽、冬は大きな窓から日射取得する」ことが重要なポイントです。
冬季シーズン最強の寒波もピークを越えましたが、西高東低の強い冬型の気圧配置が長引き、日本海側では記録的な大雪となっています。
そして我が家付近、今朝の最低気温は-5℃と、この冬一番の冷え込みです。
穏やかな正月三が日も開け、今日から弊社の家づくりも稼働となりました。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
このところ暖房についての投稿が続いていますが、今回はその暖房の重要性について記します。
こんにちは。 無垢の木と塗り壁とパッシブデザインの家づくりを進めている、 群馬県みどり市の松島匠建(株)の代表松島克幸です。
松島匠建という地場工務店も、私が創業一代目であり、 家づくりの道を歩み始めて、私も既に20年以上の年月が経ちます。
「あの館林にパッシブデザインは通用するのか!? ~真夏の実測と考察~」 Q値1.8の多々良の家にて真夏の実測、そして10月に自立研にて発表したことを 当ブログでも報告しました。
「高気密化高断熱化すると真夏にオーバーヒートする」という おかしな定説に対して、その嘘を実証しました。
室内で人が感じる「体感温度」とは、 「(周りの空気の温度+周囲の壁面の温度)/2」で表せます。
20℃の体感温度を保つため、例えば
断熱性能の低い建物で、周囲の壁面温度が15℃の場合 周りの空気の温度は25℃に設定する必要があります。
冬は暖かくは勿論、夏は涼しい家にするパッシブデザインのポイントを解説します。
高気密・高断熱の住まいは、夏の熱が室内に籠るため、夏が欠点であると よく言われていますが、それは断熱性能のみに偏っているからです。
夏場、日中の高温外気が室内に入り込む一番の基は、 窓を通しての熱が一番です。
断熱性能の劣る住まいの場合は窓に限らず、 屋根・天井そして外壁からどんどん熱気が入り込みます。
しかしQ値1.8レベルの住まいであれば、外気をほぼシャットアウトしてしまいます。
パッシブデザインで設計した多々良のお住まいに サーモレコーダー3器設置し、真夏の温熱環境性能測定です。
高断熱高気密の真夏の住まいは熱気が逃げ難く、 暑い夏に弱点があると言われていますが、如何でしょうか?
そんな真夏の温熱測定を、日本一暑いといわれる館林の パッシブデザインを意識した高気密高断熱のお住まいで検証です。
先週末の週間天気予報によれば、 連休中は太平洋高気圧が関東地方に張り出し猛暑!
快適性と省エネ性を求めて、設備や機器に頼らず、自然のエネルギーを有効に利用する「パッシブデザイン」の住まい。