046月

屋根の外張り+充填の付加断熱

遮熱キューワンボードの屋根外張り断熱!

 こんにちは、息子の聖士と共に、ブログの週一投稿継続中!そしてトレーニングジムに通うようになり、体力の維持に気を使うようになったら、毎日食べている納豆は醤油タレ抜き、ヨーグルトは無糖のプレーンにと、食事面でも健康配慮するようになってきた松島克幸です。

 

 年々増す夏の暑さを遮るには、屋根の高断熱化が重要!

「エルニーニョ発生の夏は冷夏の日本列島!」と、そんな定説が近年では通らなくなってきて、夏の暑さが年々厳しくなってきていますが、日中の太陽が真上にある夏を涼しくするための断熱のポイントは、屋根の断熱にあります。

側面の壁に対して、上部の屋根や天井の断熱の多くは天井裏に断熱材を敷き込むのが一般的でしたが、高気密高断熱化が進んできた最近では、屋根の内側に200~300mmの分厚い断熱材を充填して気密シートを張り、気密断熱性を高める屋根断熱、或いは桁上断熱の方法が増えています。

 弊社においては、もともと天井を勾配天井として現しの形が多かったので、屋根の外張り断熱方法を20年以上やり通しています。

その屋根の外張り断熱の加えて、屋根の垂木間に充填断熱の屋根外張り+屋根充填の屋根付加断熱が弊社のスタンダードであり、猛暑日でも小屋裏が暑くならないこれは最高の屋根の断熱方法であると実感しています。

しかしこの最高の工法は手間が掛かると見え、他社ではあまりやろうとしないようですが、長年の実績から私どもにとっては分厚い断熱材を屋根裏に充填する工法よりも手間が掛からずに、断熱を高める工法として涼しい夏の住まいを造ることができています。

 ↑ 屋根の勾配なりに天井板を張って天井裏現しの勾配天井!

では、その屋根の外張り断熱の仕様解説します。


 

 1. 垂木に野地板 

 

垂木は105mm厚(行程的には後になるが、この垂木間に充填断熱)を使い、構造用合板の野地板を張りますが、ここまでは一般的な屋根の下地とほぼ同様です。

軒裏を現しにする場合は、軒部分の野地板を杉の羽目板張りとします。

 

 気密と4次防水を兼ねて、野地板の継ぎ目に気密テープを張ります。

 

 2. 遮熱層付きのキューワンボード61mmを外張り断熱

野地板の上にアキレスキューワンボード61mmを張り込みます。

このキューワンボードにはアルミの遮熱層が貼ってあり、屋根からの高温を遮熱する効果を期待するのですが、遮熱の効果は、この次の層となる通気層があって、初めて大きな遮熱の効果を発揮するものです。 

3次防水として、キューワンボードの継ぎ目にも防水気密テープを張ります。

 ↑ 熱伝導率0.021W/(m・K)、そして遮熱性にも優れたキューワンボード

 

 3. 通気層25mm+野地板、そして通気の入り口

25mm厚の通気胴縁をキューワンボード上に流し、断熱材の固定と25mmの通気層を確保し、その上に野地板張り。

 

 ↓ 軒先には通気の入口(ステンレスメッシュの防虫網)

 

  4. ゴムアスルーフィングと屋根仕上げ(ガルバリウム鋼板葺き) 

屋根仕上げの下葺き材(2次防水)は、耐久性の高いゴムアスルーフィング張り。

最近は野地板の結露などにからの腐朽より耐久性を考慮し、下葺きのルーフィング材は、透湿性のあるルーフィング採用する業者もありますが、弊社は通気層を確保しているので耐久性のみ考慮し、ゴムアスルーフィング仕様としています。

 最初の野地板張りからルーフィング貼りまで約2日間で施工します。

 

 5. 換気棟(棟換気)

軒先の通気入口に対して、通気の出口は換気棟を設置です。

 

 垂木間の充填断熱(高性能グラスウールに気密シート貼り)

垂木間の充填断熱は屋根が仕上がってからの内部工事のため、雨の心配なく施工ができます。

以上が弊社スタンダードである屋根の外張り断熱+充填断熱ですが、断熱性能値以上の効果を発揮する仕様となっています。

 

最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。

新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。


今や、「夏は涼しく、冬は温かな家づくり」は当たり前な時代となってきましたが、夏の涼しさと冬の暖かさをを確保するために、全館空調などで高い費用を掛け、多くのエネルギーを消費する家は決して省エネ住宅とは言ず、時代遅れです。

私ども松島匠建では、10畳用(2.8kw)のエアコン1台の稼働で、猛暑日でも家中涼しく、真冬でも家中暖か、そして少ないエネルギー(電気代)で年間快適に過ごせるお住まいです。

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Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり

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