学んだことをアウトプットする場として活用!
こんにちは。松島匠建㈱の2年目松島聖士(さとし)です。
一年目のころから住宅性能向上や環境問題改善などの講習会に参加する機会をありがたいことにたくさんいただいております。しかし、難しい内容も多く参加しているだけでなにも頭に入らず帰ってくることが多いのが現状です。
一回聞いただけで内容を覚えていられるほど賢い頭を持っていないので、学んできたことを無駄にしないため文字に起こすことでアウトプットしこのブログに残しておこうと思いました。
ブログの使い方は人それぞれあると思いますが、まだ自分のために使います。これから書く内容は参考になるものはございませんのでご了承ください。
発表された内容の復習
屋根断熱は高性能GWを垂木間充填で315mm。105mm厚を3層で施工していました。前橋の家で一度2層のGW充填施工をしましたが、大工さんも慣れていないためかとても苦戦しました。夏は屋根からの日射による熱負荷が大きく、冬は暖かい空気が屋根から逃げるのを防ぐため屋根もしくは天井の断熱は重要になってくるのかと思います。しかし、2層で施工するのが大変だったので、基本仕様で2層・3層で施工している工務店さんにどのように施工するとやりやすいのかなど聞いてみたいと思いました。
C値=0.1㎠/㎡。これもすごいです。私は内部の気密シート張りを何回か経験しました。隙間ができないように気密シートを張ることを心がけていますが、その分テープの使用量がめちゃくちゃ多く、「テープ任せでいいのかな?」「先張りシートならテープの使用量減るのかな?」と色々考えてはいますがよくわかりません。C値=0.1は自分が施工にかかわった現場でまだ見たことがないのでいつかできたらいいです!
エアコン2台を常時弱運転で真夏でも室内の気温は安定しているが、湿度は外気に影響されやすいと計測結果に出ておりました。換気量が多いと外気に影響されて主に湿度に影響が出やすく、また、1年目は床下の湿気が多く湿度も高くなってしまうそうです。床下の温度は1年を通して安定していると思っていましたが、地階ではないので地熱の影響よりも空気の流れのほうが影響が大きいと気づきました。換気量を調節し湿度を管理、エアコンを効率よく稼働させる方法、人体からの発熱量が大きいので生活温度も考えて設備を考えることを学びました。
性能が良く、気密も良く、建物全体に空気がうまく流れると床下と小屋裏の温湿度は大きな差がないお家にできる。しかし、気密が良すぎることの欠点としてトイレなどの局所換気から空気の逆流が起きてしまうことがあり、安定しないことがある。この現象がどこまで影響するのかはよく理解できませんでした。
湿度の管理が難しく、冬は加湿器を稼働、夏はエアコンの冷房運転よりもドライ運転のほうが除湿はできる。絶対湿度についてまだ私は計ったことがなかったので、夏と冬でどのくらいが快適に過ごせるのかとても興味がわいてきました。絶対湿度10.0g/kg程度が最適であると発表があったので実際に体験して感じてみたいと思いました。
特急りょうもう号Revatyで東京へ