こんにちは、松島克幸です。
今年も残すところあと2カ月となり、朝晩の冷え込みも増してきました。
そんな秋めいてきた11月2日に、伊勢崎と高崎の工務店棟梁が中心となって、もっと群馬の木を探って知り勉強しよう!と立ち上げた「もくしるべ」による我が家の山での伐採見学会を開催しました。
以下「もくしるべ」より
山と町
生産者と消費者
流通の川上と川下
木導(もくしるべ)は 上も下もなく、
木を扱うものが集まり
地元の木の案内人になることを目指し
地元の木を知り、可能性を探る
県産材と国産材による家づくりと
健全な山を取り戻すことを願い
もっと群馬の「木しるべぇ」と呼びかけます。
地場の木材を活かすことから始まった、わたしの家づくりの原点!
現在松島匠建はみどり市大間々町に事務所を構えていますが、私が生まれ育ったのはその大間々から25kmほど北に上がったみどり市東町沢入(そうり)の山間のところです。
我が家は20町歩(20ha)ほどの山林を所有していて、私は幼い頃から父に連れられ我が家の山を見て育ってきました。
建築とは無縁なわたしが家づくりの道を目指したのは33歳の時でしたが、祖父や父達が苦労して育てた日本の木が見放されている時代に、その木を活かした家づくりが我が天職と閃きを得た事からでした。
それらの経緯は2011年に上毛新聞に取材を受け、その年の3月6日の上毛新聞の特集記事「職に生きる」にありますので、下に貼り付けておきます。
あいにくの雨にもかかわらず、20人ほどの参加者による伐採見学!
伐採見学日の11月2日は朝からあいにくの雨となりましたが、参加を申し込んだ皆さんは全員参加となり、山を知ろうという意気込みを感じさせられ、降っていた雨もほぼ止んでいました。
我が家の山で最も大きな樹齢80年越の杉檜山である、その中の1本の大きな杉の木の伐倒を、自伐型林業家の秋山さん、小林さんが参加の目の前で実施しました。
木は父が植え、子が育て、孫が伐る!
80年以上前に植えたこの木は、私たちの祖父や父が植えて育てた木です。
この木を植えた人、育てた人は伐ってお金にすることができませんが、孫子のためにと苦労して植えて育ててきた木です。
そしてその木を活かすのが今の私他の役目です!と、参加者皆さんにも感じ取って頂けたようでした。
地産地消で建てる!
伐採見学の翌日には太い桧2本を更に伐採し、その翌日に秋山林業さんが山から搬出し製材所まで運搬して頂きました。
製材所は大間々町の木村木材さんで、製材機を持っている製材屋さんが少なくなった中でも頑張って製材している木村さんで、木村さんを中心に工務店、材木屋、林業家たちを集めて「きになる会」も立ち上げ、伐採見学は「もくしるべ」に加え「きになる会」も共同での開催でした。
この二つの会は今後も協力し合って、群馬の木を知り 木を活かしていく活動が広がっていくものと思います。
30㎝以上の杉と桧の丸太ですが、芯が赤いのが杉で、黄色いのが桧です。
最後まで当ブログをお読みになって頂きありがとうございます。
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