こんにちは、松島克幸です。
梅雨入りが送れ、真夏日となる暑さとなっていますが、インドの記録的熱波を始め、今年も各地で熱波、少雨、そして大雨の気象異常となっています。
夏の異常な暑さに加えて電気代の高騰の過酷な時代、少ないエネルギーで夏を過ごせる住まいでなければ生き残れない!と言っても過言でない世の中になりつつあります。
杉花粉の少ない杉苗
杉植林のピークは60年前であって、年々杉・桧の人工林植林は減少しています。
植林が減少している大きな原因の第一は、杉桧原木丸太の価格が安いため、木を伐って新たに植林する費用が捻出できない事、そして第二に新たに植林しても鹿に新芽を食され木が成長できず、また成長した太い木は熊に剝皮され木が枯れてしまうなどの、獣害被害が深刻であることです。
みどり市東町沢入にわたしは個人で山林を所有していますが、その他に袈裟丸山の麓の山を40人ほどで所有している「沢入共有林」もあります。
その共有林にて先日、共有者皆さんと杉の植林作業をお行いました。 杉の木は春になると大量の花粉が飛散し、多くの人たちを悩ます花粉症の原因となるため、近頃の杉の植林では花粉の少ない杉苗を植えています。

この林に杉苗を植林するのですが、もともと20年ほど前に一度植林したものの、シカの食害にやられて全滅し、ひょろひょろと立っている「アサガラ」という木の林となっていました!