割れたり崩れたり、また重い屋根となる瓦葺きの屋根は地震に対しての問題が指摘され、最近はガルバリウム鋼板葺き屋根が増えていますが、このガルバリウム鋼板葺き屋根のデメリットは、屋根に当たる雨音などが室内に響く事であり、お客様よりこのガルバリウム鋼板屋根の質問も寄せられますので、今回は弊社の対策をご紹介いたします。
ポリ断熱材裏貼り!
ガルバリウム鋼板の屋根材は、ガルバリウム鋼板を工場成形して長さカットしたものを現場納入しますが、工場成型の段階にて屋根材の内側にポリ断熱材を貼り付けるオーダー品があります。
金属屋根は室内に雨音が響き易いのですが、このポリ材を張ることにより雨音の響きが意外と軽減し、また、断熱効果があることにより屋根材内側の結露防止にもなる優れものです。
密度の高い断熱材は防音効果!
セルロースファイバーの断熱材は防音効果が高いと言いますが、繊維系の断熱材には防音性能があり、密度が高いほど防音効果が高くなります。
その密度の高さが最たる断熱材がセルロースファイバーであり、グラスウール(GW)断熱材においても密度10Kから、数字が大きくなるほど高密度の断熱材となります。
弊社では密度16Kの高性能断熱材を屋根の充填断熱材に使用していますので、この充填断熱材の部分でも、屋根の遮音の役目を果たし、ガルバリウム鋼板葺き屋根の雨音軽減になっています。
また、2階と1階の遮音のために、1階の天井裏に高性能GW16K断熱材を入れる場合も多々ありますが、この防音のためのGWは費用対効果の高い遮音材でもあります。
屋根外張りキューワンボードの屋根耐荷重!
「キューワンボードの屋根外張り断熱で、太陽光パネルを載せた場合にその重さに耐えられるか?」とのご質問にもお応えします。
ボードタイプの断熱材には断熱性能値や価格面の違いにより、数多くの種類のボードタイプ断熱材があります。その中でもキューワンボードやネオマフォームは熱伝導率が低く断熱性能の高いボードタイプの断熱材です。
この高性能な2つの断熱材の違いの一つが「断熱材の硬さ」であり、ネオマフォームは軟らかめで、キューワンボードは硬めといえます。 キューワンボードは素材そのものがネオマフォームより硬めであり、両面にアルミの遮熱材が貼ってあるので、人が乗っても凹むことはありませんので、下の画像のように通気層の垂木(50mm幅)を流しても太陽光パネルを載せても重さに十分耐えられます。
また、断熱材間の1,820mmピッチで断熱材と同じ厚さ(60mm)の垂木材を横方向に流し、通気の垂木を安定させています。
黒色の防水気密テープ幅が太い部分(@1820mm)の下には、45×60mmの垂木が留まってあり、断熱材上の通気材は120mmビスを455mmピッチで留めています。
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また、新築工事が多い弊社でありますが、自然素材と省エネのリフォーム、リノベーションも受け賜わっていますので、どうぞご相談下さい。
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