善光寺ボウル!
こんばんは!先週の日曜日は長野市まで行って『善光寺ボウル』の観戦をしてきた聖士です。
善光寺ボウルというのは、長野県にある社会人のアメリカンフットボールチームと、長野県にある信州大学アメリカンフットボール部がそれぞれ試合を行うイベントです。社会人チームは「長野ブルーパーズ」と言って20代前半の選手もいれば50代の選手もいるようなチームで、普段は皆さんお仕事や学生(大学院)をしているので週一回集まって練習や試合をやっています。Xリーグに所属しているようなプロのチームではないですが、プライベートリーグというところに所属している団体です。
信州大学アメリカンフットボール部は「ワイルドキャッツ」と言います。僕も学生時代所属していました。東海リーグに所属しており、毎年負け越してはいますが6年間一部リーグで戦っています。
日本ではあまり『○○ボウル』という言葉は聞き馴染みがないと思います。ボウルというと料理の時に使うやつを想像してしまいますよね。しかし、アメリカではアメフトが一番人気のスポーツでして、一年で最も盛り上がるスポーツイベントが『スーパーボウル』というNFL(National Football League)のNO.1決定戦なんです。
日本でも「○○ボウル」と名の付くアメフトのイベントがあります。一番有名なのは学生日本一決定戦の『甲子園ボウル』ですかね?しかし、日本ではアメフトの認知度はいまいち(悪いことして度々話題にはなりますが笑)ですので、知らない人の方が多そうです。
『善光寺ボウル』というのは優勝決定戦とかそういうものではありませんが、一年に一度だけ長野県長野市の競技場、で長野県の社会人と学生のアメフトチームが試合を同日に行うイベントなんです。長野ブルーパーズには大学時代の先輩後輩、同級生が何人か所属しているので彼らの応援、ワイルドキャッツは今のどの代とも被ってはいませんが後輩の応援です。
僕はもう、あんな激しいスポーツをやりたいとは思いません(笑)。僕は体が小さいですので、僕の1.5倍体のでかい人たちが全力で向かってきたら間違いなく怪我をします。怪我をしてしまったら仕事に影響してしまうので相当な覚悟も必要になってきます。しかし、先輩や同級生は平日しっかり仕事をしながらもアメフトを今まで続けている人たちがいるんです。
一試合全力でぶつかって全力で走って、まじで凄いです。僕は大学二年生の時にやってしまった右のハムストリングスの肉離れが癖になってしまっているので、アメフトを引退してから全速力では走れません。それもあるので全速力でアメフトをプレーしている皆を見ているだけで凄いなと思いますし尊敬もします。
今回はブルーパーズもワイルドキャッツも負けてはしまいましたが、皆さん頑張っていましたし、久しぶりに近くでアメフトの試合を見ることができて楽しかったです。応援に行けるときはまた行きたいと思います!
↑左から先輩、先輩、先輩、同級生、同級生、先輩、僕。
関東ゼミ!
今週の火曜日は東京へ行き勉強会に参加してきました。毎年三回行われる自立研関東ゼミの第三回目です。
第一回、第二回は鳳建設㈱の森亨介さんによる空気のお話で、今回の第三回目は4社の工務店さん+特別枠の森亨介さん、計5名の実例発表でした。リノベーションや新築をした実際の家の中の夏と冬の温湿度を計測し、そのデータからどんなことが言えるか、どうすればもっと快適な暮らしができるかを発表されていました。発表後は、4つのグループに分かれてディスカッションの時間です。どんなことをディスカッションするかというと、今回実測して見て出た課題をどう解決していくかがメインとなります。その前に、なぜこのような現象が起きたかということを明確にしていく話し合いも行われます。
今回発表されたのは、僕が今年の6月まで修行へ行っていた中澤建設㈱の中澤さん、群馬県前橋市の株式会社深沢の深澤さん、福島県伊達市の株式会社渡辺工務店の渡辺さん、栃木県宇都宮市のTOCORONの田所さんです。
4社ともUA値0.2~0.3w/㎡・k、C値0.1~0.4㎠/㎡でいわゆる高気密高断熱住宅を造っている会社さんです。実測した温度のデータを見てみると夏は40度、冬は-5度の外気温に影響されないような快適な温度のデータとなっています。しかし、夏は湿度が理想より少し高かったり、一部の部屋に熱がこもったり逆に冷房の影響で冷えすぎてしまったりという現象が起きてしまっていました。
まだまだ僕の知識や経験な中では理解できないことばかりです。レベルの高い住宅を造って、それをより快適にしたいと思って改善に取り組んでいる姿勢がただただ凄いと思ってしまいます。造って終わりではなく、お施主様の快適な暮らしのために改善を重ねている姿勢は見習わなければいけないと感じます。
「性能すごっ!」
「そんなところまでこだわってやってるんか!でも、安心して暮らしてもらうためには必要だよな!」
「エアコンリターン?何それ?どーゆことだろう?」
発表を聞いていると「すげぇなぁ」という感想から色々な疑問までたくさんのことが頭の中でぐるぐるし始めるんです。ですので、この日は毎年頭がパニック状態です。発表の内容はもちろん凄いのですが、毎年一番びっくりすることは発表者の皆さんがとても楽しそうに発表をしていることです。大変なことばかりのはずなのに、なぜか楽しそうなんです。
その理由がわかりました。ディスカッションのときに深澤さんのグループに入ったのですが、深澤さんが目をキラキラさせながら楽しそうな顔でこんなことを言っていたんです。
他の方からのアドバイスを受けた後「なるほど、そーゆーことか!なんかわかった気がします。来年の夏が楽しみです!改善策をいろんな方からアドバイスいただけると思って今日を楽しみにしていたんですよ。」
発表した先輩方は人間性も知識も発想も凄いのですが、それでもわからないことがあり、他の人に聞いて皆さんと力を合わせてより良い方法を探っています。僕もその行動を見習って、わからないことは一人で解決しようとせず、同じ目標に向かって進んでいる仲間、先輩後輩方に積極的に聞いて、省エネルギーで快適に暮らせる住宅を・暮らしを提供して、少しでも先輩方に近づきたいたいと思います。
ブログを読んでくださりありがとうございます。
松島匠建㈱ 松島聖士