近くの繋がり!
こんばんは!今週の水曜日は新たな繋がりが増えてとてもワクワクした聖士です。
どんな繋がりかというと、みどり市や桐生市で家づくりをしている工務店さんや設計事務所さん、木を使ってものづくりをしている方たちです。材木を頼んでいたり、うちの山の木を製材して天然乾燥材として保管してくださっている大間々町にある木村木材さんが中心となって活動中?(これから益々活動していく予定)の『わたらせきになる会』と、伊勢崎市の工務店の先輩である剛工務店の生形さんたちが中心となって活動中の『もくしるべ』の意見交換会があったんです。
『わたらせきになる会』は、木工関係の仕事をしている知り合いの方からこんな会ができたみたいだから、興味があれば参加してみれば?と紹介があったので知っていました。僕は近くの建築関係の方との知り合いが少ないことに悩んでいたので、この話を聞いたときはとても魅力的に感じました!気になっていた近くの大工さんや、桐生市の街中の古い建物のリノベーションをして地域活性活動に力を入れている設計事務所の方たちも参加していると聞いたので、このチャンスを逃すわけにはいかないとも感じていました。
『もくしるべ』は、会を発足をするにあたっての想いを生形さんのブログで拝見した時に、「うちも木を使っているけど、全部が全部どこの産地の木だか知らないな。まずは群馬の木を知ることってめちゃくちゃ大切なことだな」と思ったんです。そんなことを思っていたら数日後、生形さんから電話があり
「さとちゃん、今度もくしるべの第一回目で顔合わせするから来ない?」とお誘いがあったんです。「ぜひ参加したいです!」と返事をして今から一か月半前に開催された顔合わせに参加をしてきました。興味があるなら自分から連絡するべきだと思うのですが、まだ自分から参加する勇気が出なかったんです。しかし、参加したことによってそこでも群馬県のみならず東京の方の設計士さんたちと新たな繋がりができたので、行って良かったなと思いました。
そんな二つの会の意見交換会があり、夕方から約二時間程でしたがとても有意義な時間を過ごすことができました。自分では考えられないような発想をしている方もいて、この人たちと何かをやればみどり市が!東町が!盛り上がるんじゃないか!と思えました。
来月、うちの山の見学会を開催し、その後にまた意見交換会をする予定なので今からとても楽しみです!僕が目標としている”地元を元気にしたい!”ということに近づくと思うので、僕も積極的に参加をしたいと思います!
色々な経験!
今週は建築士らしいことをした一週間でした。
伊勢崎市の新築現場では腰袋を巻いて壁の石膏ボードの施工をする傍ら、計画中の新築の敷地調査にクリップボードとメジャーを持って行ったり、事務所にこもって図面を描いたりしていました。
ボード張りは二階はほぼ終わり、今日から一階を張り始めました。細かなところが苦手です。少し大きめの寸法でカットして、無理やり入れると割れてしまいますし、逆に小さすぎると左官屋さんがパテをする時大変になってしまいます。ピッタリにすることはまだできませんが、スピードはもう少し速くしたいと思っています。3年前に比べたらきれいにできるようになってきましたが、大工さんが張ったところと比べるとまだまだです。
施工中の現場とは別に、新築計画中のお客様との計画も日々進行中です。敷地は区画整理などがあり、調べなければいけないことが色々あります。先日、お施主様が購入した土地の契約が済んだということで、現場の測量に父と行ってきました。
一カ所境界杭が見つからないみたいですとお施主様からお話があり、行ってみるとやはりありません。水道管は古いものが敷地に通っていますが、お隣の土地をまたいで通っています。様々な難しい問題が出てきます。一人で解決できない問題は一人で抱え込まず、専門の協力業者の方に相談してみることが問題解決への近道だと思います。
将来トラブルになることはこちらもお施主様も避けたいとのことですので、水道管に関しては水道屋さんと相談しながらより良い方法を探していく予定です。引き込みの費用は掛かってしまいますが、目の前の道路から引き込むことが今のところ良さそうなんです。
今までいくつか新築工事を経験してきましたが、土地のことは訳が分からなかったので父から話を聞くこともなく逃げてきていたんです。しかし、お施主様は初めてのことばかりで頭がいっぱいの中、僕たちがやりたくないことから逃げていて、知らないことばかりならお施主様は安心して頼めません。いずれ僕が先頭に立ってやるとなった時、このままでは大きな恥をかくことになってしまいます。更にはお施主様を不幸にしてしまう可能性だってあります。
このようにならないために今たくさんの経験をしておくことが必要です。何十年とやってきても知らないことはよくあると色々な方から聞きます。それは当たり前のことですが、知らないからできないではなく、知らないから他の人に聞いて最善の提案をし、あ施主様に安心感を与えることが重要なことだと思います。
今週から図面の製作にも取り掛かり始めました。昨年やっとの思いで取得した『一級建築士』という資格がやっと使える時がやってきました。使えるとともに責任が圧し掛かります。まだ僕にはこの責任を負うことはできないとも思ってしまいますが、そんな弱気なことは言ってられません。
安心して快適で健康で過ごしていただくために、計画して設計して施工して作り上げることが僕たちの役目です。最初はただカッコいいからで取ろうと思った一級建築士という資格。取ってからもやっぱりカッコいいと感じます。しかし、カッコいいけど責任重大だし、一級建築士のくせにそんなことも知らないのと思われることも事実です。
今はまだまだで、これからもまだまだだと思いますが、誇りと自覚、お施主様の命を守っていくという責任を持って強く前向きな気持ちで取り組み、お施主様に信頼されるよう経験と知識を日々付けていこうと思います。
ブログを読んでくださりありがとうございます。
松島匠建㈱ 松島聖士