群馬県みどり市の山間にて、先人から受け継がれてきた山の木を活かすために、自ら家づくりの修業を重ねて木の家づくり工務店を起業した、松島匠建代表の松島克幸、そして2代目松島聖士の日々の奮闘と家づくりについて発信します。
今日は、大間々の新井さんに誘われ「日本民藝館」に行ってきました。
渋谷から京王井の頭線に乗り、二つ目の駅「駒場東大前」下車、徒歩7分のところにあります。
東大安田講堂?を背に
日本民藝館は、「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指す 民藝運動の本拠として、1926年に思想家の柳宗悦(1889~1961)らにより企画され、 実業家で社会事業家の大原孫三郎をはじめとする多くの賛同者の援助を得て、 1936年に開設されました。
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Posted in 工務店ブログ!ちょっとオシャレで贅沢な木の家づくり
キャンプ場に建てた2棟のバンガローハウスが、ほぼ完成しました。 ウッドデッキのテラスを含めて30㎡の建物です。
キッチンは大工工事にてオーダーメイドのオリジナルキッチン。
無垢の木で下台をつくり、オーダーメイドのステンレスカウンターを設置。
今回はL型の対面キッチン。 使い勝手に合わせて、シンクの種類や位置、カウンターの長さや奥行きはオーダー。
木製の簡易組み立てフェンス「もくべい」設置(多々良の家の外構)
「もくべえ」は、一定の間隔で設置した柱に、4センチの厚さで規格化した 地元産の天然乾燥材を差し込み、自由な形状の木塀をつくりだすもので、 二酸化炭素(CO2)の排出量が多いコンクリートから排出量の少ない木材へ 置き換えを進めようという、地域活性化エコプロジェクトです。
お施主さんの塗り壁セルフ施工により完成した多々良の家
塗り壁に使用した材料は、 鎌倉で本物の自然素材を扱っているアトピッコハウスの 珪藻土「はいから小町」とカオリンの壁「パーフェクトウォール」です。
無垢の床や建具・家具への保護塗料はこれまで、 蜜蝋ワックスや匠の塗油(エゴマ油)を使用してきましたが、 今回プラネットカラーの「ハードクリアオイル」「グロスクリアオイル」を使用。
蜜蝋ワックスも今回のオイルフィニッシュも 共に木材に含侵させるタイプの自然塗料です。
建具や水周り一般には、ウレタン塗装のような 表面に皮膜をつくって水分を弾くような塗料が用いられますが、 それでは木材の呼吸を妨げてしまいます。
多々良の家も完成を迎え、引き渡しとなりました。
お施主さんご一家、家づくりには塗り壁セルフをはじめ、 日々の進行状況に目を通し、関わってきましたので、感激も一入です。
もちろん完成した、 木と塗り壁そしてパッシブデザインの住まいには大満足して頂いてます。
暖房は床下のコンクリートを温水で蓄熱させ、 ガラリから床下の暖気を室内に取り込む床下蓄熱コンクリート暖房です。
ベタ基礎の上に温水配管を施し、コンクリートを増し打ちして蓄熱体をつくります。 温水配管は、パントリー(食品庫)を除くすべての部屋の床下に施しています。
枕木を使ったちょっとワイルドな玄関前のアプローチです。
玄関はできれば広く取りたいものです。
こちらの玄関は、入って正面に下駄箱兼ドレッサーの収納で、 右手がリビングとなっています。
完成間近の多々良の家にて、 群馬県木造住宅協会の現場見学会を開催しました。
同業者間の見学会は、他社の施工事例を見学して 自らの家づくりの参考にするという、勉強会でもあります。
3時からの見学会には、県内の木住協会員さんたち20数名の 参加があり、皆さん有意義な見学会となったようです。
昨日はアトピッコハウスさんのセミナー参加で、今年初鎌倉となりました。
2日前は首都圏平野部の大雪でしたが、群馬の前橋は積雪0cmで、 群馬東部の太田・館林は2~3cmと多少の積雪がありました。
東武伊勢崎線特急両毛号にて、赤城から浅草まで向かう中、 館林付近は既に雪も消え、電車の中でうとうとと寝てしまい、 目を開けたのが東武動物公園。
ご予算があっての家づくりですが、 限られた予算の中でどこにお金を使えば良いのでしょうか?
それは、後から簡単に交換したり、付け足したりすることができないところ、 そして健康や安全に大きく関わるところです。
自然素材系の家づくりには「高気密」という言葉は嫌われがちです。
しかし、高断熱を進めていくと壁や窓からの熱損失は少なくなりますが、 高気密化していない住宅では、換気による熱損失の割合が大きくなります。
洗面所は造作工事の洗面台です。
幅(奥行き)600mmの桧の無垢板に、 TOTOの病院用流しをはめ込んだ洗面台です。