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174月

夏型結露(内部結露)

気温・湿度共に1年で最適な季節!

 こんにちは、松島克幸です。 
開花が遅れていた桜の花も散り、暖かく穏やかな日和が続く毎日となってきました。

この乾いた晴天もあと1ケ月過ぎると、徐々に晴れても湿気を帯びてきますので、今が窓開けには最適な季節です。

 高気密高断熱の家では窓開けに良い時期は少ないと、当ブログでも度々申していますが、冬は冷気、夏は熱気、梅雨時は湿気を呼び込み、窓開けしない方が良い環境を保てること、そして6~10月の5か月間は、晴れていても湿度の高いことが多い日本の夏なので、この時期の乾いた晴天は貴重な一時期です!

 

今日は前橋のお住まいでは、お引渡しが間近となりクリーニング作業でした。

  養生が取れ、ロフトの収納スペースもクリーニングして気持ち良くきれいになりました!


  

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114月

壁体内(内部)結露

今日はメートル法公布記念日!

 こんにちは、松島克幸です。 
今日4月11日は「メートル法公布記念日」だそうです。 103年前は1921年の今日、尺貫法を廃止し、長さと質量の単位が国際的な基準の「m(メートル)「㎏(キログラム)」へと変更となった日です。

とは言え、建築業界ではいまだに「寸・尺(すん・しゃく)」が使われています。 建築の一般的なモジュールは910mmと、合板の寸法も「910×1820mm」が一般的であり、3尺=910mmなのですが、正確には1尺=303mmなので、3尺は909mmです。

これが長いスパンになると9100mmと9090mmとで、10mmの誤差が生じてしまいますので、基盤となる基礎や構造材刻みにおいては、910mmモジュールでの統一となっています。

 

さて、日本のプロ野球も開幕から10日程経ちましたが、ヤクルトスワローズは投打において戦力アップが見られないので、今シーズンも苦戦しそうですね!

そして、前橋のお住まいも最後の仕上げとなり、設備器具が設置となってきました

 トイレの手洗いは、エッセンス(伊吹物産)のオーバーカウンター型手洗器「Mラウンド」


  

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211月

気密測定

穏やかな日は気密測定日和!

 気密と断熱はセット!

 少ないエネルギーで暮らせる家にするためには、断熱性能を高める事が重要ですが、断熱性を高めても隙間だらけでは、しっかりと断熱性能が確保できませんので、高断熱と高気密はセットにする必要があります。

また今は、換気も計画的に行うために換気システムを導入していますが、この計画的な換気においても家の隙間は計画換気を邪魔してしまうため、今の家は気密を高める処置を施しています。

そこで、気密処置(気密シート貼り)が終了した時点で、どこかに隙間がないかどうか確かめるために気密測定を行います。

  家の中を減圧して測定!

気密測定には、下の画像にある拡声器の様な機械を使い、家の中の空気を外に出し家の中を減圧にして、屋内外の気圧差から隙間の量を測定します。

そのため外部が強風であったりすると測定できない場合があり、群馬の冬場は風の強い日が多々あり心配しましたが、測定日の18日はほぼ無風状態の穏やかな日となり、気密測定日和でありました。

  ↑ 当日までに内部の気密シート貼りが終了し、窓に機械をセットしての気密測定です。


 

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2412月

乾燥する冬の保湿対策

最高のクリスマスプレゼントを!

 クリスマス寒波で日本海側は大雪に!

今年も残り少なくなり今宵はクリスマスイブですが、不思議に思えるほど必ず毎年「クリスマス寒波!」がやってきます。 そして暖冬の冬は、このクリスマス寒波が過ぎ去ってから本番のようで、暖かな年末年始となるみたいです。

そしていよいよ明日25日は、1級建築士製図試験の合格発表の日です。 息子聖士は2年越しの努力が結ばれるかどうかの発表を前に、ここ数日そわそわして落ち着かないに違いありません。

1級建築士試験も年々難易度が増し、狭き一級建築士の門となっていますが、聖士は小学生の頃から自分の将来について「建築の大学を出て松島匠建を継ぎたい!」と言い続け、運動も勉強も地道に努力を重ね大学の建築学科を卒業し、今は高崎倉渕の先輩工務店にて修業中であります。

建築士合格のための製図も人一倍の枚数を描き上げてきた努力は知っていますので、明日のクリスマスには「1級建築士合格!」という、何よりものクリスマスプレゼントを願っています。

 ↓ 2017年4月 信州大学の入学式での親子記念ショット! 

  性格は似てない親子(コツコツ努力型の息子聖士にズボラ直感型の親父です)

 それでは続き後半は冬の加湿対策について。


 

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1812月

屋根垂木間の充填断熱

外張りと充填の屋根ダブル断熱!

 思えば遠くへ来たもんだ!

2週ほどブログの投稿をサボってました松島克幸です。日暮れの早いのもピークを過ぎ、22日の冬至を過ぎると1日1分づつ日暮れ時間が遅くなってきます。

地場の木材で造れらた山形のペンションの宿泊で、「地場の木材を活かした家づくりが我が使命!」と、強く胸を撃たれ、建築ド素人のわたしが木の家づくりを目指し始めたのが31年前です。 

修業時代の約10年間、その後独立しての10年間は、まさに崖っ淵の20年間であり、崖に落ちずに済んだのはお客様や同業者との良き出会いがあったからであり、支えてくれた家族でもありました。

振り返ればあの頃、使われる当てもなく木を伐り天然乾燥していた、そんな自分から今の自分に良く辿り着いたものだと、「思えば遠くへ来たもんだ!」の心境です。

 地場の木はの活用は創業以来ですが、加えて化石エネルギーに依存しない住まいの重要性を考慮し始めたのが、東日本大震災の1年ほど前からで、それを実践した屋根と壁の付加断熱お住まいの実践が、2012年の館林のパッシブデザインの家です。

 ↓ 館林多々良の家のリビング(無垢の木と高性能が融合した第一棟目のお住まい) 

 工事が進むたびに「素敵!」とお喜び頂き、完成して住んでは素敵!に加え「快適!」と大喜び頂いた多々良の家のお施主様でした。

そんなお客様のお喜びが私どもの大きなモチベーションになった事は、間違いありません!


 

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2611月

キューワンボードで屋根外張り断熱

最強の屋根外張り断熱工法!

 晴れの日が続くも、朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の気配を感じるようになってきました。

日暮れも早い季節となっていますが、冬至10日前の前後10日間の3週間(12月始め~冬至まで)が、最も日の短い期間となります。(朝の日の出は1月5日頃が遅さのピーク) 

暖冬予想のこの冬、日本海側の雪は少ないでしょうが、寒暖の差が大きいので太平洋側の降雪は油断できないようです。

 

 屋根の下地と屋根外張り断熱

前橋の家では好天続きで屋根の下地作業が続いています。

私ども松島匠建では、屋根の付加断熱(外張り断熱)を20年以上にわたって行っていますので、垂木に野地板張りで終わりにならず、この屋根の一手間にて、夏の厳しい日射をシャットアウトする最強の外張り断熱がスタンダードとなっています。

 


 

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3010月

無冷房住宅を造ることが難しい理由は⁉

北橘のお住まいに!

 ここ最近の心を落ち着かせる言葉は!

 こんにちは松島克幸です。
送れていた紅葉前線も南下し始め、週末の車の数は多くなっていますが、観光バスの数は少な目で、コロナ前の賑わいには戻り切っていないようです。

車での移動時間が無駄な時間と思っている私にとって、信号待ちや渋滞待ちでは、ついイライラしてしまい、車を運転することが適性とは言えない性格です。 そんな性格からのついアクセルを踏み込んでしまう運転に、歯止めを掛けなくてはいけないとは感じていても、なかなか修正できずにいました。

そんな車の運転が続いていたある日「もっと安全運転しなければ!」と思い、アクセル踏み込む前に「安全運転!安全運転!」と心の中で叫ぶようにしたら、これがとても良い効果となり、ここ最近は運転中の合言葉となった「安全運転!安全運転!」を唱えながらの運転となっています。 

 北橘の家のお庭が整備

昨年末に完成お引き渡しとなった北橘の家のお庭も、植樹を始めとしてのお庭が整い、建物との調和を感じ、更に感じの良い外観となっていました。

  お庭が整備され、秋を迎えた北橘の家

観測史上最高となる暑い夏となった今年ですが、今回は、断熱性能を高めても冬の無暖房より、夏の無冷房住宅の方が難しい理由について考えてみます。


 

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307月

夏の暑さには、屋根の断熱と西日の日射遮蔽!

 月に2~3度の父ちゃんカレー!

 こんにちは、この猛暑の中、エアコンの効かないトラックに乗り、窓全開で走っている松島克幸です。 

信号待ちで止まると暑さ半端ないですが、走っていれば髪の毛の乱れを気にしなければ、意外と大丈夫だな~!、と強がりな気持ちでいなければ、日中のノーエアコン運転はできないです。 連日、命の危険に迫ると言われるほどの猛暑が続き食欲減退になりがちの中、しっかりと飲んでしっかり食べることが、この猛暑が続く夏を乗り切る何よりもの基本ですね。

 我が家の子どもたちは食事の準備の手伝いを良くしますが、上げ膳据え膳の父ちゃんにできる事は、唯一カレー作りです! そのカレーが意外と好評に付き、月に2~3回の「父ちゃんカレー(別名かっちゃんカレー)」を作っています。 カレーの具はごく一般的で、ジャガイモ(3個)、玉ねぎ(4個)、にんじん(1本)、そして豚バラ肉(300g)に、カレールーは市販のもの(2箱)です。

美味しいカレー作りのポイントの一つは「飴色になるまでの玉ねぎ炒め」かと思いますが、父ちゃんカレーは最初に4個の玉ねぎの内の3個をみじん切りにして、飴色玉ねぎ(メイラード反応)作りに徹します。 フライパンにサラダオイルを入れ、みじん切り生ショウガと生ニンニクを入れて少し炒めた後に、みじん切の玉ねぎを飴色になるまで炒めますが、旨味の分かれ目は、炒めた玉ねぎを「飴色」にするか「焦げ色」にするかが勝負どこです。 

父ちゃんカレーの甘味つけには飴色玉ねぎとハチミツ入れですが、ハチミツ入れるタイミングはカレールーの箱裏のレシピにも記載してある「ハチミツを入れて20分ほど煮込み、その後にカレールーを!」と、カレールーを入れてからハチミツ入れると、カレールーが固まらずにスープカレーとなります・・・と、知ったかぶりを言ってますが、毎日料理を作っている奥様方には笑われてしまいそうです。

 

  ↑ みじん切の玉ねぎを炒めて、この色になるまで30分はかかりますが、飴色まではあと少し!。

 

日本は連日の猛暑日、そして世界規模の異常な熱波! 短期間で世界の最高気温が度々更新となる異常な状況に国連事務総長は「地球温暖化の時代は終わりました。地球沸騰化の時代が到来したのです!」と警告を促し、各国や企業に対し気候変動対策を加速させるよう求めました。

命を守るために、もはやエアコンは必須となっていますが、きちっとした建物の断熱とパッシブの計画で、エアコンは補助的な稼働で暑い夏を省エネで快適に過ごせることとなりますので、猛暑日の温熱記録をご紹介します。 


 

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116月

壁の外張り付加断熱に塗り壁

壁の外張り断熱材とSTOロータサン塗り壁!

 こんにちは、松島克幸です。 いよいよ梅雨入りの雨期となり、湿気によるカビ対策が気になる時期ですが、この時期の窓開けは外気の湿気を呼び込むので、高気密高断熱お住まいでは窓開けNGの季節です。 

 リフォーム工事依頼続く!

大間々町の洗面・浴室リフォームが終わり、続けて笠懸町でキッチンと浴室のリフォームです。下の写真は、キッチンの床下地ですが、白い床下断熱材は50mm厚のEPSボードで、この断熱材は普段は壁の外張り断熱の使用している断熱材です。

前回の屋根付加断熱に付き、今回は弊社基本仕様の壁の外張り断熱について書きます。

 ↑ 床下地の根太間に断熱材を挟み込む床下断熱!(弊社新築では基礎断熱が標準仕様)


 

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046月

屋根の外張り+充填の付加断熱

遮熱キューワンボードの屋根外張り断熱!

 こんにちは、息子の聖士と共に、ブログの週一投稿継続中!そしてトレーニングジムに通うようになり、体力の維持に気を使うようになったら、毎日食べている納豆は醤油タレ抜き、ヨーグルトは無糖のプレーンにと、食事面でも健康配慮するようになってきた松島克幸です。

 

 年々増す夏の暑さを遮るには、屋根の高断熱化が重要!

「エルニーニョ発生の夏は冷夏の日本列島!」と、そんな定説が近年では通らなくなってきて、夏の暑さが年々厳しくなってきていますが、日中の太陽が真上にある夏を涼しくするための断熱のポイントは、屋根の断熱にあります。

側面の壁に対して、上部の屋根や天井の断熱の多くは天井裏に断熱材を敷き込むのが一般的でしたが、高気密高断熱化が進んできた最近では、屋根の内側に200~300mmの分厚い断熱材を充填して気密シートを張り、気密断熱性を高める屋根断熱、或いは桁上断熱の方法が増えています。

 弊社においては、もともと天井を勾配天井として現しの形が多かったので、屋根の外張り断熱方法を20年以上やり通しています。

その屋根の外張り断熱の加えて、屋根の垂木間に充填断熱の屋根外張り+屋根充填の屋根付加断熱が弊社のスタンダードであり、猛暑日でも小屋裏が暑くならないこれは最高の屋根の断熱方法であると実感しています。

しかしこの最高の工法は手間が掛かると見え、他社ではあまりやろうとしないようですが、長年の実績から私どもにとっては分厚い断熱材を屋根裏に充填する工法よりも手間が掛からずに、断熱を高める工法として涼しい夏の住まいを造ることができています。

 ↑ 屋根の勾配なりに天井板を張って天井裏現しの勾配天井!

では、その屋根の外張り断熱の仕様解説します。


 

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095月

高気密・高断熱住まいの窓開けは⁉

高性能な住まいの窓開け季節は今(春)だけ!

こんにちは、トレーニングジムに通い始めて約3週間が経ち、ウエストはベルト穴一つ分締まったものの、胴回りの皮下脂肪は相変わらず減らないでいる松島克幸です。

ゴールデンウィークも終わり、爽やかな5月の晴れ間が続いていますが、今回は高気密・高断熱、そして自然素材の内装お住まいの置ける、窓開けの是非についてお話しします。

 

 「通風(風通し)」はパッシブデザインの定義の一つだが!

自然のエネルギーを有効に活用する住まいのパッシブデザインでは、自然風を取り入れて風通しの良い空間にし、冷暖房費を抑えて快適な空間にするという考えがあります。

しかし、これには季節による室内と外気の温湿度環境を考慮しなければ、窓を開けての通風が逆効果となってしまうので、その理解が大切なので以下続けます。

 


 

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164月

熱橋(ヒートブリッジ)と断熱欠損

断熱欠損の有り無しは?

  カラッとして暖かく、1年で最も良い季節

こんにちは、松島克幸です。

すっかり春の気配が増し暖かな日が続き、杉桧の花粉がおさまりつつも、次は黄砂で遠くの山が霞んでいます。 

昨年の秋に伐採見学を行って伐倒しておいた杉の大木ですが、一冬の間の葉枯らし乾燥(枝葉を付けたまま、葉からの蒸散による自然乾燥)を経て、玉切りし製材所へと運搬しました。

 

また、わたらせ森林組合にてラミナ生産から出たB材を引き取り、桟積み乾燥も行っています。 1年を通して3月、4月、5月、は最も木材が乾燥し易い季節で、毎年この時期にはこのような材を桟積み乾燥して材のストックをしています。

 

  現在、新築住宅計画中のお客様との打ち合わせにて、打ち合わせの最後に「断熱欠損は大丈夫ですか?」との質問を頂きましたので、今回はその「断熱欠損」について投稿します。


 

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192月

光熱費高騰はゼロエネ住宅で!

外皮性能はHeat20のG2グレード

  来月開幕のWBCでプロ野球も盛り上がり始め!

まだ寒さが続いているとはいえ徐々に春の気配も感じるようになり始め、WBC日本代表の宮崎キャンプも始まり、昨年のサッカーワールドカップからプロ野球へと話題が移り盛り上がってきましたね。そしてプロ野球と言えば実は、小さい頃は大のヤクルトファンであった松島克幸です。

40年前50年前のプロ野球と言えば、世の中の巨人ファンが9割以上で、人気も実力も巨人が圧倒的な時代であって、プロ野球の話となれば巨人ファンであることが当たり前として会話が交わされていました。

そんな中で私は中学生の頃から、甲子園の高校野球が大好きで、そして甲子園で活躍の選手がプロ野球へ進むことでプロ野球にも興味が増し、プロ野球は当時希少なヤクルトスワローズファンでありました。

ヤクルトファンになったきっかけは、甲子園で活躍した横浜高校の選手がドライチでヤクルトに入団したことからでしたが、結果その選手はあまり活躍できずに終わり、ヤクルトの選手で大好きとなったのがエースピッチャーの「松岡弘(ひろむ)」で、細身の体からキレのあるストレートボールを投げる姿にシビレ、松岡=ヤクルトのファンとなりました。

但し当時のヤクルトスワローズは弱く、大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)と毎年最下位委争いをしているチームであり、悔しい思いの連続でした。その中でも特に悔しい思いでは、対巨人戦で先発ピッチャーの松岡が9回途中までノーヒットノーランでいながら、篠塚にホームランを打たれて負けた事、それと対広島東洋カープにヤクルトは圧倒的に負け越して、ほとんど勝つことがでず歯がゆかったことです。 逆に嬉しかったのは、そんな弱小球団が広岡監督時代の1978年に球団初優勝したことですね^^。 

 通算200勝にあと9勝届かず…長嶋茂雄が「一番速かった」と評した右腕は

その後は野村監督で2連覇したり、高津監督でも連覇とヤクルトスワローズが弱いチームの印象は薄れ、プロ野球人気も各球団に散らばるようになっていますので、アンチジャイアンツでも肩身の狭い思いはしない良い時代となっています。私も今では好きな選手がいるチームが好きなチームのプロ野球ファンであるので、松岡弘の引退後は色々なチームのファンになっています。

 

 電気料金更に値上げに!

 野球のヤクルトの話が長引きましたが、昨年はヤクルト本社の乳飲料「Yakult1000/Y1000」が、ストレス緩和と睡眠の質の改善効果で大ヒットしました。

そして昨年は何より、あらゆるものの物価が高騰した年でもありましたが、この先も電気料金が更なる値上げとなり、エネルギー消費の少ない家でなければならない時代となりました。

 国土交通省の「ご注文は省エネ住宅ですか?」より


 

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291月

断熱材の比熱、熱容量

断熱材は熱伝導率!比熱は?

 水の比熱と熱容量

 聖士に触発されブログ週一更新中の松島克幸です。

「10年に一度の寒波到来!」にて、この冬の寒さもピークとなり、各地で凍結による水道管の破裂が発生し、水道屋さんは連日奔走しています。

先日あるzoomによるセミナーにて「比熱と断熱材の関係」のお話しがありましたので、今回はそのテーマとなった「比熱」(他に容積比熱、密度、熱伝導率なども)について、分かりやすく自分の頭の整理をしながら書いていこうと思います。

 水の密度特性とその恩恵

ところで初めの水道管の破裂の話に戻り、水が凍結して氷となると体積が膨張するため水道管が破裂する訳ですが、それは言い換えれば水と氷の密度が違うことによるもので、水の密度は「0℃で0.9998g/cm3」に対し、氷の密度は「0℃で0.9168g/cm3」と水から氷となる事で9%ほど体積が増えるためですね。

またもし水より氷の方が密度が大きかったら、河川・湖沼の水は表面で凍っては水底に沈むこととなり、凍り始めた水の中では魚が生きて行けなくもなり、この水と氷の密度の違いによるこの世界の創造は計り知れないものがあるものだと、当たり前と思っていたところに感謝です。

そしてまた、水の密度は温度により変化し「3.98℃で最大密度0.999972 g/cm3 」となり、この3.98℃を越してさらに温度が上昇すると水の密度は低下していきます。お風呂のお湯が、上が熱く下が冷たいのは、熱い水(お湯)ほど密度が小さく上になるからなのですね。

  ↑ 北橘の家の広縁からの眺望

断熱を深掘りするには、これら物理の知識が必要になってくるのですが、教養のない私にとってはこれら物理学の壁が高く立ちはだかり、悩みの種となっています。


 

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161月

国産材と外皮性能で!

地場の木材と温熱に特化した住まい!

 地場の木とエネルギーに頼らない住まいを

 松島匠建代表の松島克幸です。

お正月から既に2週間が過ぎ、聖士は倉渕で頑張っていますが、わたしは未だのんびりムードが抜けきらないこの頃です。

この1年で電気・ガスを始めあらゆる物の値段が上がり住宅単価がアップし、日本の金利までもが上昇の気配となり、エネルギー問題などを含めて、これから家づくりを考えている方たちは「建て時はいつなのか?」また、「どんな家を建てるべきか?」と迷っている方は少なくないと思います。

造り手にとっても住宅着工数は右肩下がりが続き、目先のお客様受けの住まいづくりでは生き残れない時代となり、将来を通して幸せに暮らせる本物の住まいが選ばれる時がきました。

 松島匠建の基本は「地場の木材を活かした住まい」そして「化石エネルギーに頼らないで暮らせる住まい」と、今年も変わらず続けていきますので、ブログも頑張って発信していきます。

 

 国産材(地場産木材)を使用することのメリットは?

昨年末に『「どうすればより多くの国産木材を広めることができるか」という問いについて探究しています。』と、高崎の高校生より国産材普及に関するいくつかの質問を頂き、そこからのご質問と回答、その一部を載せます。(国産材に関心を寄せる高校生がいることは嬉しい事ですね♪)

 質問:国産材を使用することのメリット

回答: まず初めに、私は山間部の田舎で育ち、幼い頃から父に連れられ 我が家の山にて父から山の話を聞いて育ってきました。 木材は植えた人がその木材での収入にはならいないが、 それを孫子に託し、苦労して植林してきました。 その木が孫子の代になり見捨てられてしまった国産材に、 「先人の想いを住まいの形にし、未来につなげていきたい」 それが国産材を使うという私の一番の理由です。

次に、 一般的に言う国産材を使用することのメリットですが、

  1. 森林は緑のダムと言われるように、保水機能にて災害の 防止に寄与していますが、それは間引きして下草が生える 状態が必要であり、間伐することの必要性です。 
  2. 同じく間伐することで残った木が活性化し、下草も生え、 二酸化炭素の吸収量も増加する。
  3. 国産材は外国産材に比べ、輸送に掛かるエネルギーが 少なくて済み、温暖化の抑制にもなる。
  4. 地域内循環の経済が構築され、地域経済の活性化と 持続が可能な経済システムのベースとなる。
  5. 杉桧、特に杉の赤身材は素材として人に与える好影響が高く、 人の身体、人の心の健康には間違いなく良い。

  回答以上

どれを取っても大切な事であり、木材はカーボンニュートラルな材料であり、再生産が可能な資源である。そして国産材は輸送エネルギーが少なく、地域循環経済が成り立ち、近くの山で育った木材を使った家は丈夫で長持ち、住む人の健康にも良い!と、優先して国産材を使わなければならない理由となります。 

ベイマツに比べ「たわみ」は大きいが、曲げ強度は大きく「粘り強い」国産の杉は構造材でも活用し、化粧材の梁・桁として現しで使い国産材100%の木の家づくりです!

 そして次に、エネルギーに頼らない暮らしと住まいについてです。


 

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